基調講演・AI特別講演
日本を代表するリーダーより、経営・組織戦略の取り組みとビジョンをご講演いただきます。
K-1
10:00 - 10:45
基調講演AI時代の「人財」定義を再考する〜HRが導くリベラルアーツ経営〜
AIが知識を補完する今、人間に問われるのは「何のために成すか」という目的設定力です。
JTの会長としてグローバル経営に向き合ってきた岩井睦雄氏が、独自の「 4Sモデル」とリベラルアーツ(教養)を軸に、 AI時代の「人財」のあり方を見つめ直します。単なるスキル習得を超え、人間力を磨くことがいかに組織の意思決定を支えるか。
経営者視座から、これからの経営・人事が向き合うべき役割の本質を語ります。

公益社団法人経済同友会 筆頭副代表幹事 / 日本たばこ産業株式会社 社友(前会長)
岩井 睦雄 氏
1983年日本専売公社入社。ビジョン策定、中期計画、組織文化変革、コントローラー、ビジネス・ディベロップメントなどを経験。取締役食品事業本部長、JT International Duputy CEO、 代表取締役副社長たばこ事業本部長、取締役会長を経て2026年3月より現職。TDK株式会社社外取締役(現任)、公益社団法人経済同友会筆頭副代表幹事(現任)、NHK経営委員会委員(現任)等も兼任。
AI-S1
14:00 - 14:50
AI特別講演AI実装による人的資本の最大化〜人的資本経営とAI活用の可能性〜
2026年3月、約3年半ぶりに改訂された「人的資本の可視化指針」。
有価証券報告書での戦略開示が本格化する中、人事はどう対応すべきか。
本セッションでは、松尾研究所の副社長であり金融の知見も有する金剛洙氏が登壇。生成AIをはじめとする最新のAI動向や社会実装の現在地を紹介するとともに、新指針が示す「経営戦略と人材戦略の連動」について考察します。
また、AIやデータ活用が人的資本経営や人材戦略にどのような影響をもたらし得るのか。
新指針を起点に、次世代のHR戦略のあり方を探ります。

株式会社松尾研究所
取締役副社長金 剛洙 氏
東京大学工学部卒、同大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻修了。2020年より、松尾研究所に参画し、機械学習の社会実装プロジェクトの企画からPoC、開発を一貫して担当。その後、社内外の特命プロジェクトを推進する経営戦略本部を立ち上げ・統括。また、AI・知能化技術の応用により成長の見込めるベンチャー企業への投資に特化したVCファンドを新設し、代表取締役を務める。松尾研究所の参画以前は、シティグループ証券株式会社にて、日本国債・金利デリバティブのトレーディング業務に従事。
S-1
14:00 - 14:45
特別招待講演「AI時代は人事の時代 〜これからの組織を導く人事の覚悟と実践〜」
AIの進化により、効率化や情報整理といった「知の深化」は徐々にAIに代替されていきます。
一方で、人間にしかできない「知の探索」や「正解のない意思決定」、そしてコーチやモチベーターとしての「感情労働」の重要性はより一層高まっています。
本講演では、AI時代における「人の力の本質的価値」と、なぜ今「人事の時代が来た」と言えるのかを紐解くとともに、不確実な環境下において組織を「腹落ち」で導くリーダーと人事の役割、そしてその実践についてお話しします。

早稲田大学大学院経営管理研究科
早稲田大学ビジネススクール 教授入山 章栄 氏
慶應義塾大学卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所でコンサルティング業務に従事後、2008 年 米ピッツバーグ大学経営大学院より Ph.D.(博士号)取得。同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授。2019 年より現職。専門は経営学。国際的な主要経営学術誌に論文を多数発表。メディアでも活発な情報発信を行っている。
G-1
17:30 - 18:15
ゲスト講演「世界一の個」の研鑽が、強い組織の礎となる。 — 日本人初・FIFA最優秀選手の澤穂希氏と考える、信頼で結ばれる個と組織の在り方 —
2011年の女子ワールドカップで日本を世界一に導き、アジア人として史上初めて「FIFA世界最優秀選手賞」を受賞した澤穂希氏。その偉業の裏側には、周囲の環境や時代の変化に左右されることなく、自らに世界基準の問いを課し続けた徹底した「個の研鑽」がありました。
本セッションでは、プロフェッショナルとして自律的に成長し続ける姿勢が、いかに組織との深い信頼関係を築き、結果として強いチームを作り上げるのかを伺います。
単なるスキルの習得を超え、日常の準備や基礎をどこまで突き詰められるか。
世界一という絶対的な基準を追求してきた澤氏の道程は、現代の経営や人事が向き合う「個と組織の在り方」において、示唆に富む多くのヒントを与えてくれます。
自らを磨き抜く「個」の力が、いかにして周囲と共鳴し、互いに選び・選ばれ続ける対等な関係性を構築していくのか。
世界を制したリーダーの経験と視座から、これからの組織が目指すべき理想の形と、そこで求められる人間力の本質を探ります。

元女子サッカー日本代表澤 穂希 氏