人事課題
公開日: 2021/03/10  

リーダーシップとは? 求められる行動やリーダーシップを身につけるコツを解説

リーダーシップとは? 求められる行動やリーダーシップを身につけるコツを解説

「あの人はリーダーシップが足らない」「あなたにはリーダーシップを発揮してプロジェクトを成功させてほしい」などと使われる「リーダーシップ」という言葉。そもそも「リーダーシップとは何か」から、リーダーシップの必要性や要素、求められる行動、リーダーシップを養うためのポイントまで紹介します。

昔話「桃太郎」のおじいさん・おばあさんに学ぶ リーダーを育てる3つの心得のダウンロードはこちら

1. リーダーシップとは

リーダーシップとは

リーダーシップとは、「統率力」のこと。ビジネスにおいては、目標を設定して組織を導いていく能力のことを意味するのが一般的です。リーダーシップは、組織の結束を高め、業務を効率的に進める上で欠かせないものです。

▼リーダー人材の採用については下記の資料をぜひご覧ください▼

おすすめ資料
関連情報(https://bizreach.biz/download/leader/?trcd=1HRRV0000302_PC_)

2. リーダーシップの必要性

リーダーシップの必要性

社員が別々の方向を向いていては、仕事はなかなかうまくいきません。企業が持続的に成長していくためには、経営者や部門の責任者がリーダーシップを発揮して周囲に方向性ややるべきことを示し、着実に実行していく必要があります。変化や競争が激しい現代において、その重要性はますます高まっています。

3. リーダーシップとマネジメントの違い

リーダーシップとマネジメントの違い

リーダーシップと混同されやすいものに「マネジメント」があります。リーダーシップは組織やチームを導いていく力のことで、マネジメントは目標や目的達成に向けて組織やスタッフを管理することを意味します。役割が違うのと同様に、呼称も「リーダー」「マネージャー」と異なります。

▼「管理職」については下記の記事をご覧ください▼

おすすめ記事
関連情報(https://bizreach.biz/media/14164)

4. リーダーシップに欠かせない3つの要素〜ドラッカーの分類より

リーダーシップに欠かせない3つの要素〜ドラッカーの分類より

それでは、リーダーシップの具体的な要素とはどのようなものでしょう。多くの専門家が提唱していますが、ここでは一般的かつ分かりやすいものとして、経営学者のピーター・ドラッカー(1909〜2005)の考えを紹介します。ドラッカーは、リーダーシップに欠かせない要素は「仕事」「責任」「信頼」の3つだと定義しました。

4-1. リーダーシップは「仕事」である

「リーダー」というと、カリスマ性があり、多くの人を引きつける天性の力を持った人物像をイメージするかもしれません。しかしドラッカーは、リーダーシップは「資質ではなく仕事」だと説きました。求められるのは生まれ持った資質ではなく、仕事として的確に目標や優先順位などを定め、行動することだと定義したのです。

4-2. リーダーシップは「責任」である

次にドラッカーは、リーダーシップの要素として「地位や特権ではなく、責任と捉えること」を挙げました。リーダーは権力を誇示するのではなく、部下を激励して行動を支援し、失敗したときは全責任を背負う胆力を持つべきだという考えです。

4-3. リーダーシップは「信頼」である

ドラッカーは、「『つき従う者』がいるのがリーダー」と定義しました。ただしそれは、カリスマ性によってではなく、信頼によらなければならない、としています。カリスマ性については「煽動的資質にすぎない」と言い切っており、リーダーはきちんとした方向性を示し、責任を取るなどの行動や姿勢によってつき従う者の信頼を得なければならない、と提唱しました。

「人・組織を育てる『フィードバック』の基礎知識」ダウンロードページはこちら リモートコミュニケーションのヒントも

5. リーダーに求められる行動

リーダーに求められる行動

ここまで、リーダーシップの重要性や要件を見てきました。では、ビジネスの現場で具体的に求められる行動は、どのようなものなのでしょう。リーダーシップ論研究の第一人者のジョン・アデア(1934〜)は、リーダーシップの目的を「仕事、チーム、個人のバランスを整え、タスクや目標の達成、チームの団結の維持、個人の能力開発を実現すること」とし、リーダーに求められる行動を8つ挙げました。順番に見ていきましょう。

5-1. 明確にする

アデアは、リーダーはチーム全体についても、個人に対しても「仕事の目標や内容を具体的に示す必要がある」と強調しています。その際には「SMART」が重要だといいます。SMARTとは、具体的(Specific)、測定可能(Measurable)、達成可能(Achievable)、現実的(Realistic)、期限付き(Time Constrained)のことです。

5-2. 計画する

アデアがリーダーに求められる行動として次に挙げたのが「計画」です。計画を立案するとともに、難航した場合の複数の代替案も考えておく必要があるともいいます。そのためには、組織のメンバーと打ち解け、建設的で独創的な方法をともに編み出していくことも重要だとしています。

5-3. 説明する

リーダーは方向性を示すだけではなく、「説明する」ことも求められます。スタッフ一人ひとりに、仕事の目的や計画を説明してそれぞれの役割を明確にすること、全体のアクションプランや進捗状況を共有することが大切だというのが、アデアの考えです。同じ目的意識を持ったチームは非常に良い雰囲気になって目標達成をしやすくなる上、個々のモチベーションも高まるでしょう。

5-4. 統制する

アデアは、リーダーの指揮管理、スタッフ個人のセルフコントロールの双方が大切だと説いています。リーダーが適切に組織を統制し、部下の自立を促すことにより、組織の力は最大化すると考えているのです。

5-5. 評価する

部下の能力や実績を正しく見極め、適切に評価することもリーダーに欠かせない能力です。成功しても失敗してもきちんとした振り返りを行い、その後の成長や発展に向けた指示や指導が大事だとアデアは指摘しています。

5-6. 動機付けする

アデアは、個々のスタッフの動機付けも重要だと強調しています。そのためには、報酬など目に見えるものに加え、意欲を引き立てるような内在的なものも意識する必要があります。また、リーダー自身が高いモチベーションを持っていることも欠かせません。

5-7. 組織化する

アデアは、リーダーの重要な仕事として組織の編成も挙げています。チームとして機能し、目標に向かって進むことができるような体制づくりが必要だということです。方針や業務内容が変わった際には、フレキシブルに対応できるような組織の見直しも欠かせません。

5-8. 模範となる

アデアが考える優れたリーダーは、周囲に働きかけをするだけではなく、「自身が良き模範となる」ことができる人材です。有言実行で仕事に取り組み、部下に対し、そして組織全体に対して手本を示すことも欠かせないと考えているのです。

今すぐビズリーチのデータベースをお試し検索する

6. リーダーシップを身につけるための4つのポイント

リーダーシップを身につけるための4つのポイン

では、どうしたらリーダーシップを身につけることができるのでしょう。ドラッカーも強調したように、リーダーシップは生まれ持った資質ではありません。後天的な努力で身につけることができるものです。そのためには、以下の4つのポイントを意識し、実践することが鍵になります。

6-1. コミュニケーション力を高める

ドラッカーやアデアも言うように、リーダーシップを発揮するためには、周囲のスタッフを適切に率いていく必要があります。そのためにはコミュニケーション力が必要不可欠です。といっても、面白いことを言う必要などはありません。大切なのは、部下の話をじっくり聞いて思いや悩みをくみ取ること、自分の考えを正確に伝えることです。相手の話に真摯に耳を傾け、率直に話すように心掛ければ、ビジネスで必要なコミュニケーション力は自然と高まっていくでしょう。

6-2. 発想力を鍛える

リーダーは目標を設定したり、目標達成までの道筋を考えたりする必要があります。うまくいかない場合や、部下が悩んでいるときの方策を考える必要もあります。発想力を鍛えるためには、常識を疑ってみたり、固定観念にとらわれない見方を意識したりすることが大切です。また、新しいことに敏感になる一方で、書物などで歴史から学ぶのもいいでしょう。自分とは違う価値観や考え方に触れるのもおすすめです。

6-3. 行動力や決断力を養う

リーダーが迷っていて指針を示すのを先延ばしにしていては、スタッフも困惑してしまいます。たとえ内心では悩みを抱えていても、部下にはきちんと方向性を示すことが大事です。そのためには、行動力や決断力が重要です。一朝一夕で身につけるのは難しいかもしれませんが、少しでも新たなことに挑戦して日常的に行動力や決断力を養う機会を自らに課すといいでしょう。また、きちんと情報を集めて下準備を重ねたり、他社の事例などを客観的に分析したりすると、より行動や決断をしやすくなります。

6-4. 信頼を得る努力をする

ドラッカーも指摘したように、リーダーシップに信頼は欠かせません。たとえどんなにいいビジョンや有効な方策を示したとしても、部下がついてこなくては真のリーダーにはなれないのです。普段から部下を一人の社会人として尊重したり、組織内のスタッフを公平に扱ったりと、スタッフから信頼を得られるような行動を肝に銘じることが重要です。

ホワイトペーパーへの遷移バナー

7. リーダーシップのある人材を採用するコツ

リーダーシップのある人材を採用するコツ

リーダーシップのある人材、将来的にリーダーになれるポテンシャルのある人材は、自社で育成するのも大切ですが、新たに採用するのも効果的です。とはいえ、そのような人材は、現在の職場で重宝されていたり、転職市場でも競争が激しかったりします。求人広告を出して応募を待つなど、「待ちの採用」ではなかなか獲得は難しいのが現状。そこで、企業側から欲しい人材に直接アプローチするスカウト型採用が効果的となります。

株式会社ビズリーチは日本で初めて、「会員が利用料を払う転職サイト」を開設しました。有料であることに加え、入会には審査があるため、登録している人はキャリア形成の意欲が高く、能力も経験もある即戦力がそろった人材データベースです。ぜひ一度、弊社のサービスをご覧ください。

おすすめ資料
関連情報(https://bizreach.biz/download/leader/?trcd=1HRRV0000302_PC_)

他の転職サービスとの「違い」が3分でわかる

2009年の創業から、日本の転職市場に新たな選択肢と可能性を創り出してきたビズリーチ。15,500社以上(※)に選ばれた「ビズリーチ」の特長を紹介いたします。

※累計導入企業数:2021年1月末時点

無料 資料をダウンロードする
HRreview編集部厳選 採用担当者向けのお役立ち資料6選をダウンロードする ダメ面接官10の習慣 ビズリーチ会員レポート