大手メーカー出身の優秀人材を、短期間で関東から和歌山に。
幹部人材ほど、勤務地よりも任される仕事内容を重視。

紀州技研工業株式会社

紀州技研工業株式会社 総務・企画本部 本部長 田中潤様
総務・企画本部 本部長
田中潤様
会社説明
1968年、手作業で行われていた生産ラインでの「捺印=情報付加」作業は、当社が開発した捺印機によって自動化に成功しました。以来、時代のニーズを反映したQRコード印字対応のインクジェットプリンターや、 鶏卵に賞味期限や生産者情報などを直接印字できる可食性インクの開発など、産業用インクジェットプリンターの総合トップメーカーとして躍進しています。さらに、インクジェットプリンターとローラーコーダーだけでなく、文字検査装置、コンベア・制御盤の関連設備、インクおよびソフトウェアの開発から製造、販売、保守まで一貫して手がけています。
ビズリーチ・ダイレクトを選んだ理由
本部長クラスの人材が独立することになり、急遽後継者が必要となったため(時間制限があり、スピーディーに人材を採用する必要があった)
導入前の課題
人材紹介会社の紹介を待つだけでは、多くの面接候補者を募ることが難しい
時間制限があり、採用活動をスピーディーに行う必要があった
導入後の効果
7名の優秀な方と面接し、1名の採用が決定した。
面接の3日後のオファーに快諾いただくという、スピード採用が実現した

前任の開発本部長の独立開業をきっかけに
後任採用が急務に

紀州技研工業は、産業用インクジェットプリンター市場で55%のシェアを占める会社です。特徴的なのは、ローラーコーダー(円盤をまわして印字する仕組みのプリンター)を創業社長が世界で初めて考案したことや、機械の開発・販売にとどまらず、その機械で使うインクも開発・販売していること。ストックビジネスで営業利益率10%の安定成長を続けています。

そういった背景があるため、開発本部にはもともと人材を手厚く配置していたのですが、あるとき元開発本部長の起業が決まり、急遽後任の採用が必要となりました。もともと本部長クラスの人材採用は社内からの昇進ではなく、人材紹介会社に依頼して外部から登用していましたが、今回は採用までに時間制限があります。そこで人材紹介会社に加えて、ハイクラス人材が登録するビズリーチも活用し、自分たちでも主体的に採用活動をすることにしました。

当社の社長は「世界初を発明したい」という強い発明マインドを持っているため、当初求めていたのは、大学教授やドクターのような過去に発明や特許を手がけた、最先端の技術者でした。一方で、60人規模の開発組織の本部長というポジションですから、高いマネジメント力は必須。そこで、技術力とマネジメント力の両方を持つ人材を採用すべく活動を始めました。

求めたのは、異業界で活躍している
技術力とマネジメント力を兼ね備えた50代

人材を探すにあたって設定した人材要件は、技術のバックグラウンドを持つ50歳以上の方。加えて、同業他社ではなく異業界で活躍してきた人材を探しました。最終的にスカウトを送ったのは71名の経験者。社長はモノづくりに対して強い情熱を持っているので、同等の情熱を持つ人に来てもらいたいと思い、スカウトメールにはポジションのミッションを明確に書き、仕事内容や条件がしっかりと伝わるよう工夫しました。その結果、28名から返信があり、社長・専務と候補者像のイメージを再確認して7名の方との面接をセッティングしました。

当社は和歌山県にある会社ですが、候補者には基本的にご来社いただいて面接を実施し、合否に関係なく交通費として5万円を支給します。一次面接は専務と私で一緒に行い、最終面接は当社の社長と会食の席で行いました。ですから、選考は1日で完結です。1回の面接で見極めるために、判断ポイントを4項目設定し、私と専務それぞれが点数をつけ、その合計点で判定しました。

そのなかでダントツだったのが今回採用した方です。書類選考の段階から、「この人しかいない」という直感があり、書面で見る限り技術力は申し分なく、マネジメント経験もありました。あとはこの方の情熱や考え方、人となり次第だと思い面接に臨んだところ、求めていた人材像と見事に合致したのです。大手メーカーの役職定年を控えていたこともあり、面接の3日後にオファーを出すと、すぐに快諾いただけました。

高ポジションの人材ほど、勤務地よりも
任される仕事やポジションを重視する

今回採用した方は、もともと関東にお住まいで、和歌山県には縁もゆかりもありませんでした。それでも、面接交通費の支給や、引っ越し費用、一時金のほか、新しく住む家も会社が用意したところを安く借りられるので、転居を伴う転職としてはハードルが低かったと伺いました。それに、50歳を過ぎての転職のため、働く場所にこだわっていたら決まらないだろうと考え、勤務地は北海道から沖縄までどこでもかまわなかったそうです。それより重視したのは任される仕事内容やポジションとのことでした。

また、会社には駐車場があるので、自動車を使えば20分程度で通勤でき、定時は17:30なので、比較的帰りが早い日も多い。前職の高いポジションを維持したまま、ワークライフバランスの取れた働き方を実現できるのがメリットで、それは地方企業ならではの良さだと実感しているとのことでした。

実は私自身も、関東から引っ越して当社に転職したという経緯があるため、和歌山県という地方にある企業とはいえ、今回の採用活動にハンデを感じていなかったというのが正直なところです。

短期間で優秀な人材を採用するなら
ダイレクト・リクルーティングが効率的です

今回のように、短期間で優秀な候補者を複数人集めて選考したいときは、第三者に委託するより自分たちで探すほうが効率的なので、ダイレクト・リクルーティングの手法はとても役立ちました。また、人材要件は最初から固まっていたわけではなく、探しながら固まっていったという経緯があるので、柔軟に検索条件を変えながら候補者を探せるダイレクト・リクルーティングは素晴らしいと思いました。

今後も、コアとなるポジションの募集は、ビズリーチを活用したいと思っています。加えて、先進企業がそうしているように、人事だけでなく、各部門が直接データベースを検索して求める人材をピックアップできるようになれば、より多くの優秀人材を採用できると考えています。