導入後半年以内に4名の採用に成功。
業績を共につくる人材へ積極的に投資を

代表取締役社長/三井 徹様

三鈴産業株式会社

 メーカー
 母集団形成/母集団の質
 1-50名
代表取締役社長/三井 徹様
三鈴産業株式会社は、産業用、発電、セメント用プラントに欠かせない装置の設計、製造、品質管理を手がける国内メーカー。潤滑油API給油装置やドライガスシール装置など、ユニットの経済設計、配管技術、計装・制御技術、品質管理技術において高い評価を得ており、4,000基を超える納入実績と業界内での国内トップクラスのシェアを誇る。特に、主製品であるLube oil control system(潤滑油・給油装置)、Gas seal support system(ドライガスコンソール)を主体とした各種装置においては米国API規格に準拠した高い水準を満たしており、欧米メーカーに比肩する。

ビズリーチ導入の背景と効果

ビズリーチを選んだ理由
・担当者の熱意とスピーディな対応
・登録会員の職務経歴書が詳しく入力されていて情報が豊富
・人材を検索しやすく、日々更新される管理システムが魅力
導入前の課題
・人材採用に力を入れておらず、派遣社員に頼り長期的な戦略が描けていなかった
・熟練技術者が多く、中堅層・若年層が不足していた
導入後の効果
・営業職をはじめ、品質保証、設計などの部門で合計4名の採用に成功
・採用市場にいる人材の情報を定期的に得ることができた

採用活動の信頼できるパートナーに。スピーディかつ丁寧な対応に驚嘆

弊社は1958年創立の、産業用、発電、セメント用プラントにおける装置の設計、製造、品質管理を手がける国内メーカーです。ありがたいことに市場からは高い評価を受けており、4,000基を超える納入実績と国内トップクラスのシェアを誇ります。特に、主製品であるLube oil control system(潤滑油・給油装置)、Gas seal support system(ドライガスコンソール)を主体とした各種装置については米国API規格に準拠する高い水準を満たしており、欧米メーカーに比肩する技術力を有しています。

高いレベルの専門的知識・技術を持つベテラン技術者に恵まれているものの、若年層の技術者や、彼らを育て導く中堅層の人材が不足しています。これまで積極的には正規雇用の採用活動に取り組まず、どの部門でも長年派遣社員に頼っていたことにより、会社全体で人材の層が薄いことが課題でした。近い将来迎える世代交代に、とても耐えられる状況ではありませんでした。弊社に限らず業界全体で人材不足が進むなか、希少な若手人材を大手メーカーと競い合いながら採用するのは困難を極めます。何か有効な方法はないものかと考えあぐねていたときに出会ったのが、ビズリーチでした。

ビズリーチの導入を決めたのは、偶然にも声を掛けてもらったタイミングが良かったから。ただ、ハローワークを利用した採用活動の成果が思わしくなかったこともあり、正直なところ最初はビズリーチで結果が出るかどうかは懐疑的でした。ですが、良い担当者と出会えて、打ち合わせをしたその日に導入を決めました。今でもあのとき導入を決めて本当に良かったと思っています。導入のタイミング以外の決め手は、当時の担当者との出会いです。

驚いたのはその担当者の対応スピードと丁寧さ。私も仕事は早いほうだという自負があるのですが、それ以上に迅速でした。さらに、製造業に関する知識が豊富で、弊社の採用課題についても製造業界についても会話がスムーズに進んだことを今でも覚えています。その会話のまま2024年の3月11日にビズリーチを導入して、2日後の3月13日にはもうこの会議室で具体的な方向性などについて打ち合わせをしていましたね。導入してから次の打ち合わせまで1週間くらいかかると思っていたら、「明日にはできます」と返事をもらいました。スピード感がまるで違う。打ち合わせでも、これをやってみましょう、こうしてみたらどうでしょうかと、次々に提案してくれる。そこから信頼してビズリーチを利用しています

業績を上げるために人材を採用。積極的な投資の姿勢で臨む

先述の通り、これまで弊社は派遣社員頼みで積極的には採用活動を行っていませんでした。弊社が専門的知識や能力の高い派遣社員に出会えて正規雇用で採用したいと思っても、本人が「海外で働きたい」「大学で学び直したい」といった大きな夢や目標のために派遣社員という働き方を選択していたため正規雇用への移行が難しく、再び派遣社員を探す、という長期的な戦略を描きづらい期間がしばらく続き、私が代表取締役社長に就任したタイミングで本格的に採用活動に力を入れることになりました。

ビズリーチで採用活動の成果が出たのは驚くほど早く、導入からわずか3カ月です。ビズリーチ経由で採用した社員4名も他の仲間と活躍してくれています。導入後すぐに良いご縁に恵まれたこともあり、「こんなに一度にたくさん採用して大丈夫なのか」といった声が社内からあがりましたが、私は事業成長に欠かせない投資だと捉え、積極的な採用活動を続けています。

「業績が上がれば人を採用する」と聞くことがあります。しかし、こうした考え方ではなかなか事業は成長していきません。順番が逆ですよね。「優秀な人材を採用するから業績が上がる」と思っています。人材採用を投資と考え、積極的に「攻め」の採用戦略を立てて着実に実行していくのが私のスタイルです。

現在は工場長と一緒に、毎朝7時からビズリーチの管理システムにアクセスして登録会員の希望年収や志望業種などをチェックしています。毎日継続することで、採用市場にどのような人材がいて、どのようなキャリアを目指しているのかといった情報がどんどん入ってきます。管理システム内の人材データベースを見続けていると目が肥えてきます。市場全体の状況を俯瞰し、候補者それぞれの背景を推察し、一人ひとりに向けてスカウトを送る。メッセージの文面はビズリーチの担当者に相談すると詳細なアドバイスをくれるので、それを反映して会社の代表である私の名前を入れるなど、候補者が見たくなるような工夫をしました。

面接では、私自ら先頭に立ち、候補者と膝を突き合わせて話しています。上辺だけの話に終始しないようにこちらが本音で話すため、候補者も本音で理想のキャリアなどを語ってくれます。また、実際に働くイメージを持ってもらうために工場見学も積極的に実施。候補者が安心して意思決定できるよう、判断材料の提供は惜しみません。常にわれわれは「選んでもらう立場」であることを忘れずに取り組んでいます。

弊社では、中途採用した社員を「即戦力人材」として過度な期待をして迎えることは控えています。もちろん活躍が楽しみですし期待しているのですが、新たな環境に慣れるまでは誰でも一定の時間を要します。どれだけ前職で活躍していても、社内のシステムや風土が変われば、パフォーマンスも一時的に落ちることもあるでしょう。私自身、過去に「部署が変われば他の会社」と言われるくらいの大きな会社で頻繁に部署異動をし、環境に慣れるのに苦労した経験がありますから、親身になってサポートしたいと考えています。

製造業の明るい未来を、共に創り上げていく

今後は、採用活動はもちろんのこと、給与アップや業務効率化といった働き方改革に注力します。一人ひとりに長く働いてもらえるよう、入社後のキャリア形成も充実させていきます。また、協力会社と情報共有やノウハウの共有を行い、大手メーカーに引けをとらない盤石な連携を築き上げていく取り組みを進めています。

昨今の円安の影響を受け、われわれのような中小企業は物価高や賃上げといった難しい課題に直面しています。しかし、日本の製造業が価格競争力を強みにして海外に打って出るチャンスでもある。実際に国内大手メーカーは、ここ数年安定した受注実績を築いていて、そこから仕事を受け、手がけるわれわれにとっても追い風となっています。このまま高い技術力と専門的知識を誇る社員たちと共に、新しい時代に向かっていけると嬉しいですね。

※所属・役職等は制作時点のものとなります。

事例を探す

地域

業種

企業規模

課題

まずはお気軽にお問い合わせください

コストで比べてみてください

その他採用成功事例