事業の柱を担う営業職人材の採用に成功。
ダイレクトリクルーティングが社内に新たな風を呼び込む

(左)人事本部 人事部 課長/木村 大和様
(右)常務執行役員 人事本部長/阿達 真寿様

株式会社PHP研究所

 マスコミ・メディア
 母集団形成/母集団の質
 51-500名
(左)人事本部 人事部 課長/木村 大和様
(右)常務執行役員 人事本部長/阿達 真寿様
株式会社PHP研究所は、戦後の混乱と不安定さの真っ只中にあった1946年に松下電器産業(現パナソニックホールディングス)創業者の松下幸之助氏が立ち上げた、「Peace and Happiness through Prosperity(繁栄によって平和と幸福を)」を希求し実現するための研究所。経営理念や企業家、人材・組織開発の「研究」、雑誌や書籍の「出版・普及」、PHPが掲げる理念の「啓発・実践」を3つの柱として事業を展開しており、人材開発や社員教育・研修にも積極的に取り組んでいる。

ビズリーチ導入の背景と効果

ビズリーチを選んだ理由
・ビズリーチの担当者が会社のことを深く理解してくれ、丁寧に対応してくれたため
・キーワード検索機能をはじめとする多種多様な機能がシンプルにまとまっており、使いやすいため
・登録会員からの返信率などのデータがレポートで見られ、分析・対策がしやすいため
導入前の課題
・新卒入社からの生え抜きの社員が多く、長年保守的な企業文化だった
・求人情報媒体を使用した「待ち」の採用活動が主だったため、ターゲットとしている人材に出会えなかった
・出版事業に惹かれて入社する社員が多く、営業職の人材が不足していた
導入後の効果
・課題としていた法人営業職で4名の採用に成功
・他社で活躍していた人材を獲得し、部署内の社員に良い影響を与え、ポジティブな機運が生まれている
・前述の効果2つにより、社内でマネージャー候補となる人材が増えてきている

丁寧な対応と使いやすい機能、そして豊富な人材が導入の決め手に

弊社は「Peace and Happiness through Prosperity(繁栄によって平和と幸福を)」の理念のもと、1946年に故松下幸之助が創設した研究所です。一般的には月刊誌『PHP』や累計560万部を超えてミリオンセラーとなった書籍『道をひらく』(著・松下幸之助)などの出版業で知られていますが、事業はそれだけにとどまりません。経営理念や企業家、人材・組織開発の「研究」やPHPが掲げる理念の「啓発・実践」とともに、3つの柱で事業を展開しています。また、人材開発や社員教育・研修にも積極的に取り組んでいます。

長年新卒採用に力を入れていたため生え抜きの社員が多く、企業文化は保守的な傾向がありました。そこを課題に感じ、新たな風を吹き込むべく、中途採用に取り組み出したのが2018年ごろです。当時は求人媒体を利用した採用活動を行っていましたが、なかなか求める人材を採用できませんでした。もっと弊社の採用要件に合う求職者と出会いたいと思っていたところ、テレビCMや広告でビズリーチを知り、導入を検討することになりました。

導入の大きな決め手となったのは、第一に担当者がとても丁寧であったこと。オンラインでのやり取りが増えている昨今、打ち合わせの際に弊社へ足を運んでくれる方はそう多くありません。ビズリーチの担当者はたびたび弊社を訪れて膝を突き合わせ、熱心にヒアリングと提案をしてくれました。弊社のことをよく理解しているため、現在もスムーズに採用活動を行うことができています。

第二に、ビズリーチのデータベースは検索機能が使いやすいこと。機能というものは、増やせば増やすほど仕様は複雑になっていくものですが、ビズリーチにおいては使いにくさを感じません。Webページがシンプルで見やすく、条件検索がしやすいためとても助かっています。

第三に、返信率やスカウト送信の実施状況などのデータが数値で可視化され、レポートで確認できること。現在、募集中の5職種ほどで候補者へのスカウト送信活動を行っていますが、職種ごとに返信率が全然違います。定量的に採用活動を振り返ることで、「どこが良くなかったのか」「どうすれば良くなるのか」といった対策が立てやすくなるのは大きな魅力ですね。

そして、弊社が求めていた多様な職種の人材がビズリーチの登録会員に多くいたこと。最初は研究員の採用は難しいだろうと思っていたのですが、ビズリーチのデータベースで探してみたところ、経営理念研究をするような元経営者のキャリアをお持ちの候補者と出会うことができました。他にも博士号をお持ちの会員も多く、多種多様な専門的スキルや経験を持つ会員が登録している点にも魅力を感じています。

ダイレクトリクルーティングが社内の熱源に。「外にはこんな優秀な人がいるのか」

弊社ではビズリーチを導入して以来、営業職のマネージャー候補の採用に力を入れてきました。前述しましたとおり、弊社は新卒採用で入社した社員が多く、そのほとんどが出版事業の編集・制作業務の希望者です。また、キャリアステージとして営業職を経てから編集・制作業務へ進む社員が多く、経験豊富な中堅の営業職の層が薄いのが課題でした。

出版事業が柱事業ではあるものの、企業に対しての人材開発や社員教育・研修も主力事業の一つであり、営業のキャリアや専門性が発揮できるポジションがあります。「我が社は出版事業だけではない」というメッセージを強く発信しており、出版にとどまらずPHPの理念を広く伝え、社会へ実装していく取り組みを強化していきたいと考えています。そのためにも営業職の人材採用は急務でした。

ビズリーチを導入してからは法人営業部で4名の採用に成功し、現在社内で活躍を見せてくれています。部署内の社員たちは「外にはこんな優秀な人がいるのか」と良い刺激を受けており、部署を超えた全体の会議の場で声が上がるほど。当初目的にしていた保守的な空気を変えたいとの思いが、採用活動を通して少しずつ形になってきています

採用活動で大事にしているのは、候補者と直接会ってお話しすることです。営業職は他部署との連携があるのでお人柄がとても大事です。また、言葉の力で人々の心を動かす仕事であることをご理解いただかなくてはなりません。面談や面接の過程で社員との交流の機会を設けたり、自社の資料館をご案内したり、弊社を知っていただくための時間はできるだけご用意しています。ミスマッチはお互いにとって良くないので、内定までは時間をかけて丁寧に進めています。

社内を渡る新たな風。現場レベルでの採用活動を目指して

ビズリーチでの採用活動を通して、社内では「世の中の人材について不勉強だった」「外にはこんな優秀な人たちがいるのだと知った」「市場にどのような人材がいるのか知っていかないといけないと思った」といった気づきや変化が生まれ、共通認識になりつつあります。同時に、「外から優秀な人材を迎え入れていこう」という機運も少しずつ醸成されてきました。

社内においては、これまで各部署との連携を強化してきました。営業職のほか、Web、社内SE、研究職で各現場にスカウト送信の協力を仰ぎ、いただいた返信に対しては人事部で日程調整をするなど迅速に対応しています。また、最近では「会議で求める人材の情報を共有していこう」という動きが一部の幹部から生まれています。

今後は採用活動を人事部だけに任せるのではなく、採用要望のある部署が「今このような人材を求めている」と率先して採用活動に参画できるのが理想ですね。ビズリーチは自分たちで人材を探せて能動的に採用活動を進められるので、現場レベルでの採用活動が広がっていくと嬉しいです。

※所属・役職等は制作時点のものとなります。

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