人事職未経験から手探りの採用活動。
プロとの強力タッグで5人の採用に成功
(右)総務部総務課/小原 いづみ様
株式会社馬場設計
建設・不動産母集団形成
1-50名
(右)総務部総務課/小原 いづみ様
ビズリーチ導入の背景と効果
- ビズリーチを選んだ理由
- ・担当者が採用の悩みについて真摯に相談に乗ってくれ、適切にアドバイスをくれる伴走型サービスであるため
- 導入前の課題
- ・人事職の経験がなく、どのように採用活動を進めれば良いのか手探りの状態だった
・求人媒体では応募がなく、結果が出ずに行き詰まっていた
- 導入後の効果
- ・土木設計やBIM担当など専門職の人材5名の採用に成功
・担当者が丁寧に相談に乗ってくれ、中長期的な採用計画を立てられるようになった
人事職未経験からの挑戦。暗中模索で採用活動をスタート
弊社は工事施工に適した設計・測量を手掛ける会社で、1988年に設立されました。当時はCADも計算ソフトもない時代。創業者であり代表取締役の馬場が、夫婦でシャープペンシル、電卓、ドラフターのみで自宅の一室からスタートした会社になります。以来、現場目線の技術・設計力を強みとして、設計業務やCADなどの現場サポート業務、測量業務を中心に、「技術を支える技術」で成長してきました。
弊社の採用活動の根底にあるのは「技術を支えるのは人」という考えです。私たちがいるのは、手を動かして利益を得る業界です。人がいなければ売り上げをつくることができませんし、人が増えなければ事業も現状維持にとどまってしまいます。企業として成長し、規模を拡大していくためには、案件に対応できる優秀な人材が欠かせません。そのため、採用には特に力を入れようと努力してきました。
しかし、私たち2人は人事職の経験がなくゼロからのスタート。加えて、私たちは総務部に属しており、総務と人事の仕事を兼務している状態です。これまで人事について独学で勉強したり色々試したりしてみたものの、それだけでは限界を感じていました。そんなとき、テレビコマーシャルでビズリーチを知りました。
これまで求人媒体を使用した採用活動は行っていましたが、思うように結果が得られなかったため、応募を待つことが中心の「待ち」の採用を継続する気持ちは2人共なく、他の方法を模索していました。ビズリーチは能動的な「攻め」の採用で候補者に直接アプローチできるのが魅力のひとつです。資料請求をしてみたところ、5分と待たずに担当の方から電話がかかってきました。そのスピードにはびっくりしましたね。電話では、担当の方が採用状況や課題について詳しくヒアリングしてくれました。いったん電話を置いたその後も、とても親身に相談に乗ってくれ、それが決め手となって導入することを決定しました。
送付可能なスカウトはすべて送信する。プロの分析とアドバイスで採用効率がアップ
ビズリーチを導入してから継続利用している大きな理由は、これまで利用したサービスでは経験したことのなかった手厚いサポートにあります。先述の通り、私たちは人材採用に関する経験がまったくなく、どのように進めれば良いかわかっていませんでした。ビズリーチを導入してからは、担当の方が最低でも月に一度は時間を設けてくれて、採用課題の整理や対策、スカウトに関する送受信内容の分析や効果検証などについて丁寧にフォローアップしてくれるので本当に助かっています。
特に、スカウトの送信数や返信率など弊社のデータをプロならではの視点で詳しく分析してフィードバックがもらえ、今後の対応方針について一緒に考えてくれるのは本当にうれしいです。導入当初は、自社の採用活動のデータをどのように見たら良いのか、自分たちだけではわかりませんでした。しかし、いつ、どのようなメッセージでスカウトを送るべきかを、活動結果のデータを見ながらアドバイスしてもらえることで、私たちにも採用活動に関するノウハウが蓄積されてきています。求人媒体を利用しているときは募集を出したらそれきりでしたので、試行錯誤しながら精度を上げて採用活動を進められる点にも大きな魅力を感じています。次第に自信もやりがいも感じるようになり、主体的に採用活動を行えるようになってきました。
導入の成果を大きく感じたのは、採用活動の初動のフェーズにおいてです。弊社が得意とするのは土木設計・建設業界の中でも仮設設計。建築設計と比べると同業界の出身者でも比較的理解に差がある分野です。実際に、これまでの面接では土木設計・建設業界出身の候補者でも弊社の事業についてはあまりご理解いただけていないなど、ミスマッチが頻繁に生じていました。しかし、ビズリーチ導入後はそうしたミスマッチが少なく、求める人材へ高い精度でアプローチできていると、社長も私たちも満足しています。
結果も期待以上で、これまでに土木設計やBIMなど専門職の人材を5名採用できました。そのうち2名は導入後すぐに採用が決まりました。対象エリアを全国に広げてスカウトを送信したため遠方からの応募もあり、入社にあたって北海道から大阪に移住してくれた社員もいます。導入前の私たちには、このような展開は考えられませんでした。
導入当初から、契約プランに付随する送信可能なスカウトは、アプローチできる候補者を見つけてすべて送信していました。最近は、対象候補者層を広げるために、人材データベースを検索する際のキーワードを工夫したり、給与や待遇といった募集要項を調整して再アプローチしたりしています。また、働きやすい環境の整備を進め、長時間労働の是正や在宅勤務の導入、時差出勤や賃金アップに積極的に取り組んでおり、こちらもスカウトの文面に記載してアプローチしています。
社内の採用活動の体制については、はじめは関係各所との連携に苦慮しました。うまく連携が取れず、私たちがスカウトを送信した候補者で現場からNGが出ることも。そのたびに現場や社長と対話を重ね、お互いの考えをすり合わせながら進めてきました。今ではあるべき採用の姿が社内で共有され、密に連携が取れるようになってきています。
「技術を支えるのは人」。入社後の働きやすさも魅力にする
弊社は「技術を支えるのは人」という考えで採用活動を行っています。仕事の特性上、優秀な人材が増えれば増えるほど対応できる案件が増え、会社の成長へつながります。ありがたいことに、現在全国から仕事の依頼が増えており、新事業の立ち上げや新拠点についての話も出ています。そのため、中長期の採用計画を立て、引き続き積極的に採用活動を進めたいと考えています。
同時に、大切な社員が長く働けるように社内の働き方改革も実施していかなければ
なりません。長時間労働や土日出勤が当たり前になっていた土木設計・建設業界の働き方を変え、働きやすい職場の実現に挑みます。残業や休日出勤に頼らずとも給与が上がるよう、業務効率化やDXはもちろん人事制度などの環境をさらに整え、それぞれの社員が豊かなキャリアを歩めるように取り組んでいきたいですね。
※所属・役職等は制作時点のものとなります。