創業以来、ビズリーチ・ダイレクトで「コンサル×事業会社」の特色を訴求し続け、事業部を率いるシニアマネージャー2人のほか、ハイクラスのコンサルタント10人を採用
(右)菱沼 香菜様
イグニション・ポイント株式会社
コンサルティング母集団形成
51-500名
(右)菱沼 香菜様
ビズリーチ導入の背景と効果
- ビズリーチを選んだ理由
- 事業の核として継続的に獲得していきたい「即戦力のコンサルティング人材」が多数登録しているため
アプローチしたい人材にのみ工数を集中できるため
- 導入前の課題
- ・創業時、早急に即戦力人材が必要であったが、コスト面からも人材紹介会社などの活用が難しかった
・転職市場でも競争率の高い、ハイクラスのコンサルティング経験者という人材を求めるうえで、どこであれば狙ってアプローチができるのかを模索していた
- 導入後の効果
- ・求める人材にのみ集中してアプローチができるダイレクトリクルーティングにより、採用活動の効率化、およびコストダウンを実現することができた
・スキル・経験で理想的な候補者が多数登録しており、ビズリーチからのアドバイスで採用技術を磨きながら、定着率も向上できた
・事業部のリーダー人材であるシニアマネージャー2人をはじめ、優秀なコンサルティング経験者10人を含む、計14人の即戦力人材の採用に成功
優秀人材の採用が事業の拡大や成長を支えると考え、
創業5年目の今も、経営幹部が採用プロセスにコミット
当社は、2014年6月、現在の社長、副社長を含め、4人で会社をスタートさせました。当初からビズリーチ・ダイレクトを導入し、採用のメインに据えています。ちょうどダイレクトリクルーティングという概念が広まり始めたころで、こちらからターゲット層を決めてスカウトできるのが効率的だと思えましたし、開業当初、資金が限られるなかでは、月々の利用料が利用しやすい設定だったからです。また、ビズリーチ・ダイレクトはハイクラス層の即戦力人材に特化していて、当社の求める、コンサルティングファーム等でのコンサルティング経験者が多く登録しているのが魅力でした。
当社はその後、毎年、前年比200%以上の売り上げ成長を続け、2019年3月時点で70人以上、グループ全体では100人近くという組織になっています。そのなかで、ビズリーチ・ダイレクトによって採用したのは14人、うち10人がコンサルタント職ですが、アナリスト、コンサルタントの上級職にあたる、シニアコンサルタントからマネージャー、シニアマネージャーの採用ができているのが特徴です。これらの人材がまさに当社の成長ドライブの原動力となっています。
2018年秋ごろまでは、副社長自身が採用に直接関わっていました。事業をつくるのは人であり、優秀な人材が採用できれば、会社の成長につながるという考えから、経営としても採用を重視しています。実際、「データベースを検索してスカウトを送信する」というのを基本的には毎日、多忙なときも2日に一度は行ってきました。サービス導入当初はビズリーチ主催のセミナーにも参加して、運用のノウハウを聞き、それを参考にトライアルを重ねて改善していきました。何かしら課題や疑問を感じれば、ビズリーチの担当者に相談するなどして、その都度解決しています。人事担当者を採用してからも、経営幹部として採用活動にはコミットしており、説明会や面接などに深く関与しています。
戦略系・デジタル系のベテランコンサルタント2人を、
事業を率いるシニアマネージャー職として、ビズリーチ・ダイレクトで採用
当社なりの採用ノウハウが確立するまでには苦労もありました。ビズリーチの登録者は本当に即戦力人材がそろっていて、スキルや経験は期待どおりだったのですが、創業当初は採用後の定着に課題を感じていました。
そこで、大きく変えたのは、当社の理念・ビジョン・バリューにフィットするかを重視したことですね。「ゆたかな人生のきっかけを」という理念に基づき、サービス提供やコンサルティング、組織づくりを目指しているという話をし、そこに共感してもらえるかどうかを大切にしています。そして、そうした仕事を通じて会社が社会に貢献するのと同時に「社員自身もこの会社に属していることで、ゆたかな人生を過ごしてもらいたい」ということを伝えています。こうした積み重ねの結果、離職率も改善しましたし、「働きがいのある会社」ランキングで2017年、2018年、2019年の3年連続でベストカンパニーを受賞。2019年は4位と躍進し、目指す理念に近づけていると実感しています。
また、ビズリーチ・ダイレクトでは、事業部のリーダーポジションであるシニアマネージャー3人のうちの、2人の採用に成功しています。それぞれ戦略系、デジタル系のベテランで、百戦錬磨のコンサルティング経験を有している、当社の核となる人材です。この採用は、当社にとってたいへん大きな意味がありましたね。
ダイレクトリクルーティングだからこそ、
「コンサル×事業会社」のハイブリッドな特長を、的確な層にアピール/
当社が求めている、コンサルティング経験のあるハイクラス人材というのは、人材市場において特に競争率の高い層の一つでしょう。当社が採用に成功できているのは、私たちがコンサルティング事業に加え、イノベーション事業として自ら「ゼロイチ」の事業開発および運営を行っているから、また、その特長を魅力と感じてくれる層に、ダイレクトリクルーティングによって的確に訴求できているからだと思います。
当社をこうした「コンサルティング✕イノベーション」のハイブリッドな事業体にしていこうと思ったのは、コンサルタントのキャリアパスを考えてのことでした。グループに事業部門を内包することで、コンサルタントとして活躍しながら、事業を志向したときにグループ内で経営幹部として挑戦してもらえる環境を創出したかったのです。実際に、3年で5社の法人を設立して7人のCXOを輩出しています。事業創出意欲を醸成するこの風土とともに、CXOチャレンジ制度という育成プランがあり、これにより当社は「HRアワード2018」に入賞しています。
現在、会社の成長に伴い、管理部門の採用や、新規事業に向けてご活躍いただける事業経験者、またエンジニアの採用なども始めています。ビズリーチ・ダイレクトについては引き続き、即戦力として事業推進の核となるコンサルタント職の採用を中心に活用していく考えです。また、新たに「HRMOS(ハーモス)採用」も導入しましたので、ビズリーチ・ダイレクトとの連携でますます採用プロセスの効率化を図れると期待しています。もともと、アプローチしたい人材にだけ工数を集中させられるのがビズリーチ・ダイレクトのメリットですが、さらにスピードを高め、効果アップにつなげたいですね。コンサルタントにも専門性や領域により種類がありますので、候補者によってスカウト文面をカスタマイズするなど、活用法を学んで、採用プロセスをさらにブラッシュアップしていきます。