管理職候補など5名の採用に成功。企業の価値観や未来像をしっかりと伝えることで、魅力的な候補者に出会えた

代表取締役社長/浅沼 静華 様

株式会社らくらホールディングス

 メディカル
 母集団の質
 51-500名
代表取締役社長/浅沼 静華 様
2000年に介護付き有料老人ホーム、グループホームの介護事業から始まった、らくらグループ。らくらホールディングスは2つの小会社を持ち、らくらグループ全体の管理部門、長期経営戦略の企画立案を担う。「らくら」とは、「楽」と「La cura」(イタリア語で「お世話をする」の意味)を掛け合わせた言葉。「粋に、生きる世界へ。」というビジョンの実現を目指して顧客のニーズに沿った新しいチャレンジを重ねており、高齢者施設の運営といったBtoCの事業だけでなく、介護事業所の経営課題解決などBtoBの事業も展開している。

ビズリーチ導入の背景と効果

ビズリーチを選んだ理由
入社後のミスマッチをなくすためにも、より主体的に採用活動をする必要性を感じ、北海道内に限らず全国から魅力的な候補者を見つけるため
導入前の課題
・一定数の採用はできていたものの、価値観や働き方などにおける入社後のミスマッチが起きていた
・北海道以外の人材にはアプローチができていなかった
導入後の効果
・ビズリーチ・ダイレクトを導入して、管理職候補など5名の採用に成功。北海道以外からの介護業界経験者のほか、他業界からの転職者など、多様な人材を採用できた

価値観が合い、同じ方向に向いて進んでいける人材を全国から見つけたかった

ビズリーチ・ダイレクト導入以前は、ハローワーク・求人媒体・人材紹介会社など一般的な採用手法を利用していました。一定数の採用はできていましたが、入社後のミスマッチも起きており、悩んでいたのです。というのも、ご応募もしくはご紹介いただいた方と入社前にお会いできる回数はわずか数回。そのなかで、自社の社風やビジョンと候補者の方が求める働き方や価値観の相性を見極めることは、難しいものです。どんなに良い経営理念やビジョンを掲げていても、経営者と社員が同じ方向に向いて進んでいけなければビジョンの達成や事業成長はできません。また、中途採用の場合は、すでに自身の仕事のスタイルを持っていることが多いと思います。そのスタイルを時に柔軟に変えてもらうには、社員の目指す方向性が当社と重なることが重要ですし、当社側としてもエンゲージメントを高めていく努力が必要でした。

将来の管理職候補や、IPOを目指した基盤づくりを担ってくれる方の採用を行うにあたり、ミスマッチをなくすためにも、当社が主体的に候補者を探し、アプローチしなければならないと感じました。特に、ただ「転職したい」という方ではなく、「自分の未来を考えて挑戦できる環境を探したい」という思いを持った方を、北海道内に限らず全国から見つけたいと思ったのです。そのようなタイミングで、知人から紹介されたのがビズリーチ・ダイレクトでした。ビズリーチ・ダイレクトについて良いと思った点は、全国の候補者にアプローチできること。そして会員の方向けに有料でサービスを提供していることもあって、自分自身のより良いキャリアの追求に対して意欲的な候補者が多いことです。魅力的な候補者に多く出会えそうだと感じて、2019年9月にビズリーチ・ダイレクトを導入しました。

株式会社らくらホールディングス1_ビズリーチ・ダイレクト導入事例

コンサルタントのサポートにより、魅力が伝わりやすいスカウト文を作成できた

管理職候補の採用ということもあり、代表取締役社長である私自らビズリーチ・ダイレクトを運用することにしたのですが、最初の1カ月は候補者検索のコツもわからず、うまく活用できていませんでした。しかし、その様子を見たビズリーチのコンサルタントの方が、使い方のアドバイスをくださるなどサポートをしてくださったおかげで、コツがつかめてきて運用がスムーズになりました。とはいえ、スカウトを送るかどうか決めるためには、一人一人の職務経歴書にしっかりと目を通さなければなりません。代表取締役社長としての仕事をしながらビズリーチ・ダイレクトを活用して、採用活動を行うことは非常に大変でした。ただ、こうして時間をかけることによって、多くの魅力的な候補者に出会えたのです。

また、スカウトの文章の作成についてもビズリーチのコンサルタントの方にサポートしていただきました。コンサルタントの方は、当社だけではなく数多くの企業のスカウト作成をサポートされています。客観的に当社の特徴や強みを分析して、候補者の方に響きやすいメッセージにするために、アドバイスをしてくれた点はとても助かりました。東京からの遠隔サポートでしたが、距離はまったく気にならなかったですね。

株式会社らくらホールディングス2_ビズリーチ・ダイレクト導入事例

スカウトに返信をくれた候補者の方には、面接の前に企業説明を行う面談を用意しました。目的は、当社のビジョンやそのビジョンを実現したい理由を私から直接お話しすることで、当社のことを理解し、価値観が合うかどうか確認してもらうためです。実際にお会いしてみると、「職務経歴書のイメージどおりの方だな」「職務経歴書からは想像できなかったスキルもお持ちなんだな」などこちら側の発見も多く、実施して良かったです。北海道以外の候補者の方に会うために、東京や大阪にも足を運びました。面談では自社のことをお伝えする分、面接ではスピーチの機会を設けて、その方の人となりを話していただくようにしました。

5名の採用に成功。採用活動においては、自らの言葉で自社の未来像を伝えることが大切

ビズリーチ・ダイレクトを導入して5カ月で、5名の採用に成功しています。管理部門、高齢者施設の施設長、そして今後注力していくBtoB事業に携わる人材など職種はさまざまです。アパレルや不動産など、前職が介護業界以外であることも多く、北海道で働くのは初めてという者もいます。北海道への移住により、家族にも影響が出ることを心配しましたが、「らくらグループなら、やりたいことを実現できると思ったので」と入社を決めてくれました。「シニア事業や介護事業は大変なイメージがあったけれど、らくらグループの目指す事業には夢がある」「IPOの実現のために、組織を一緒につくりあげていきたい」といった思いを持ち、価値観の合う多くの人材と巡り会えてうれしく思います。彼らには、入社後、すぐに自分の領域の仕事に取り組んでもらうのではなく、一定期間の研修を受けてもらっています。異業種からの転職も多いからこそ、介護事業の概要や介護保険の仕組みについて知ってもらい、各事業部を回って実際の業務を行ってもらうなど、会社の全体像をまず理解してもらうことが大切だと考えているからです。

会社が未来の経営に対してどのようなストーリーを描いているかをしっかりと伝えられれば、価値観の合う候補者の方が必ずいるはずですし、距離という壁を越えて「ここで働きたい」と言ってくれる方も必ずいると思います。だからこそ、「地方だから採用が難しい」と考えるのではなく、自らの言葉で未来像とその未来を目指す理由を伝えることが大切なのではないでしょうか。ビズリーチ・ダイレクトのようなサービスがあるおかげで、全国の候補者の方と巡り会えるチャンスを得られる時代です。そして、時間をかけて探せば探すほど、魅力的な候補者の方と出会うチャンスを増やすことができます。今回ビズリーチ・ダイレクトで採用したメンバーとともに、「粋に、生きる」高齢者を増やし、誰もが年齢を重ねることを楽しめる社会にするべく、これからも挑戦を続けながら事業展開をしていきたいです。

株式会社らくらホールディングス3_ビズリーチ・ダイレクト導入事例

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