導入から4年で24名の即戦力採用に成功。
丁寧な面談・面接で相互理解を

(左)代表取締役社長/上村 晋哉様
(中)取締役 管理本部部長/田野 一己様
(右)取締役 管理本部部長/谷 和仁様

株式会社マルカミ物流

 流通・小売・サービス
 母集団形成
 51-500名
(左)代表取締役社長/上村 晋哉様
(中)取締役 管理本部部長/田野 一己様
(右)取締役 管理本部部長/谷 和仁様
1950年創立の株式会社マルカミ物流は、医薬品・日用雑貨に特化した物流を担う。大手薬品メーカーだけでなく、関西圏の多くの医薬品卸業者とも取引をしており、商品がメーカーの工場で生まれてから消費者の手に届くまでの物流を一貫して引き受けている。生活必需品の物流に特化しているため、景気に左右されない点も特徴。また、2018年より全社員の残業時間ゼロを目指すプロジェクトを始動し、業務効率の改善度が給与に反映される「生産性奨励給」を導入するなど、働き方改革に積極的に取り組み、業界全体のイメージ向上に寄与している。

ビズリーチ導入の背景と効果

ビズリーチを選んだ理由
管理職候補を採用するにあたり、応募を待つ「待ちの採用」ではなく、企業側からアプローチを行う「攻めの採用」へ取り組む必要があったため
導入前の課題
・売り上げ増加に伴い拠点および業務量が増え、管理職の人材が不足していた
・求人媒体のような「待ちの採用」だけでは、即戦力人材を採用するのが難しかった
導入後の効果
ビズリーチ経由で、管理職を中心に24名の採用に成功

仕事量の増加、拠点の増設。成長を支える管理職を採用すべく、「攻めの採用」に挑戦

ビズリーチを導入したのは2018年10月。きっかけは、売り上げ増加に伴い拠点および仕事量が増え、管理職の人材が不足したことです。当時、ありがたいことに多くの注文をいただき、売り上げが2倍以上に伸びました。一方で、成長を支える管理職の人材を確保できず、管理職1人あたりの負担がとても重くなっていました。「ゼロから物流のプロを育成しよう」と新卒採用も実施していたのですが、新卒採用で入社した社員が育つまでには年数を要します。そこで、即戦力人材の中途採用にかじを切ることにしました。

これまでも中途採用は実施していましたが、求人媒体を利用した「待ちの採用」で一般社員を対象とした採用活動が中心でした。しかし、それでは採用に至るまでに時間がかかってしまう。「管理職を採用するためには、新しい採用手法に挑戦してみる必要があるのではないか」とスカウト型の「攻めの採用」を探し始めました。しかし、当時あったサービスのほとんどはこちらが探すのではなく、人材紹介会社に紹介してもらう形のものだったり、成果報酬型で費用が高額だったりしました。一方、ビズリーチは私たちが候補者を探して直接スカウトを送ることのできるサービスであり、かつ予算内であったことに魅力を感じて導入を決めたのです。

データベースには物流業界経験者・志望者も多数。面接は代表取締役同席の1回のみ

はじめに採用したいと考えたのは、物流センター長候補です。当時弊社には拠点が11カ所あり、それぞれにセンター長という管理者がいました。彼らは労務管理・採算管理・品質安全など多岐にわたる業務をすべて担当していて、多忙を極めていました。その役割を分散させ、専門化させていくために、まずはセンター長のサポートを行い、将来センター長を任せられるような物流センター長候補となる人材が必要だったのです。

正直なところ、ビズリーチを利用する前は、弊社のような物流業界の企業を志望する方はビズリーチの人材データベースには少ないのではないだろうか、と懸念していました。しかし、データベースを検索してみると、物流業界での経験が豊富な方や、ノウハウを生かして物流業界で働きたいと考えている方が想像以上に多く驚きました。まずは、物流業界志望で、かつ関西圏での勤務を希望されている方にスカウトを送りました。ビズリーチの会員に即戦力の方がたくさんいらっしゃるとわかってからは、募集ポジションを増やしたり、即戦力の管理職以外に、次世代を支えてくれる未来の管理職候補の採用に動き出したりもしています。

スカウトをする際は私が自ら候補者を探し、お声がけして、面接まで一貫して関わってきました。初回の面接から代表が出てくるのはまれらしく、驚く方もいらっしゃいます。ただ、候補者にとってもファーストインプレッションはとても大事ですので、代表の私自らが事業説明を行い、会社の思いや情熱を伝えることを大切にしてきました。実際に「最初の面接で代表の話を聞けて良かった」と話す候補者もいらっしゃいます。

採用にあたっては、これまでの経歴や能力以上に応募者の人柄を大事にしています。ただ事実が羅列されたテンプレートに近い職務経歴書よりも、その背景にある思いや、何をしていきたいのかといったキャリアビジョンが明確に書かれた職務経歴書のほうが面白いですよね。そうした方を中心にスカウトをお送りしています。物流業界に従事する方は、強く自己アピールをするというよりは、コツコツと着実に物事を進めるタイプの方が多い印象で、環境が合えば大きく飛躍する方も多く見てきたので、できるだけ前向きに検討する気持ちで面接に臨んでいます。また、内定を辞退された場合も、もう一度アプローチして交渉を行うなど、こちらの誠意を伝えるようにしています。

ビズリーチ経由で合計24名もの採用を実現

ビズリーチを導入して、物流センター長候補・総務・安全品質など複数のポジションで合計24名の採用に成功しました。皆、現場になじむスピードも早く、会議に参加した際には積極的に発言するなど、これまでの経験やノウハウを生かして貢献してくれています。現在は、関西で築いた医薬品・日用雑貨の物流のノウハウを中部地方や中国地方にも広げており、新たにDXや業務効率化を進め、残業ゼロを目指すプロジェクトもスタートしています。また、求職者に選ばれ、入社後も長く働いてもらえるように、働き方改革にも取り組んでいます。それに伴い、エンジニアの採用にも積極的に取り組んでいきたいと思っています。

ビズリーチ導入以来、ビズリーチの担当者には求人やスカウト文面の作成をするにあたり、たくさんアドバイスをしてもらいました。また、定期的に「今月はスカウトの送信状況はいかがですか?」と丁寧にコミュニケーションを取ってくれるので、採用活動のモチベーションを高く維持できています。物流業界に従事する人材は年々減少しており厳しい状況ですが、今後もビズリーチが提供するサービスを活用して安定した採用を続けていきたいです。

※所属・役職等は制作時点のものとなります。

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