働き方改革で採用が急務に。母集団形成も難しかったメーカー専門職の採用に成功
株式会社森川金型製作所
メーカー母集団形成
1-50名
ビズリーチ導入の背景と効果
- ビズリーチを選んだ理由
- ハローワークや求人媒体では母集団形成ができなかった、金型設計職を採用するため
- 導入前の課題
- ・働き方改革で労働時間が短くなるなかで、大量生産・短納期の納品に対応するためには新たな技術者の採用が急務だった
・ハローワークや求人媒体を利用していたが、応募がほぼない状況だった
- 導入後の効果
- ・なかなか応募がなく採用に苦戦していた、金型設計職の経験者採用に成功
採用市場に少ない金型設計職の経験者を求めて、ビズリーチ・ダイレクトを導入
2019年7月にビズリーチ・ダイレクトを導入するまでは、ハローワークや求人媒体を利用して中途採用を行っていました。ありがたいことにお客様からの注文は順調に増える一方で、働き方改革により「残業を減らそう」という動きが社内で加速。これまでより短い時間の勤務でより多くの注文と短納期での納品に対応するには、新たな技術者が必要だったのです。
今回、採用が急務だったポジションは金型設計職。お客様がどのような金型を希望しているのかをヒアリングしたうえで、要望通りの金型を設計する職種です。製品の起点となる重要な役割であるため、経験者を求めていました。しかし、当社が求めている専門職の人材はただでさえ数が少ないうえに、優秀な方は条件の良い大手企業を選ばれる背景もあり、応募がほぼ来ない状況でした。
そんななか、取引のある銀行から紹介されたのがビズリーチ・ダイレクトです。ただ、過去に他社の似たサービスを利用したときは、導入後のフォローがなく、うまく活用できずに成果を出せなかった苦い経験がありました。そのため、すぐには導入を決断できなかったのですが、ビズリーチ・ダイレクトであれば導入後も担当者が付いてサポートしてくれるということだったのと、担当者の方から「ビズリーチ・ダイレクトのデータベースには、これだけ金型設計者の方がいますよ」と紹介されたことで、「今の採用手法では人を採用できていない。採用は急務なので、何か新しいことをしなければ」と思い、ビズリーチ・ダイレクトを試してみることにしたのです。
サポート体制があるから、工場長でもビズリーチ・ダイレクトを活用できた
当社は社員数が少ないので、人事部門がありません。そのため、私が工場長として現場を見ながらビズリーチ・ダイレクトによる採用活動を行わなければならないのですが、普段はなかなか時間を割けません。けれど、ビズリーチの担当者の方が電話でフォローをしてくれたり、毎月来社して進捗確認や採用の進め方の相談に乗ってくれたり、その場でスカウトを送る時間を作ってくれたりと、手厚いサポートのおかげで活用することができています。
当社が採用したい方は専門職なので、検索条件を絞り込みすぎると候補者が少なくなってしまいます。そのため、エリアなどは微調整しながら少しずつ条件の幅を広げていきました。候補者検索の際に役立ったのは、ビズリーチ・ダイレクトの検索画面の見やすさです。たとえば、「金型」というキーワードで検索すると、あてはまる方の職務経歴書がずらりと一覧表示され、キーワード「金型」が含まれている箇所が色付けされます。「金型」で検索すると、なかには「金型手配」など、当社が求める金型設計職と関連がない方もヒットしますが、キーワードが含まれている箇所が目立っているので、求めている人材か否かを一目で見分けられるのです。検索条件に合った候補者一人ひとりの職務経歴書を順に読み込んで判断するのはかなり時間がかかるため、こうした検索画面の工夫があって助かっています。また、ビズリーチ・ダイレクトのデータベースは、職務経歴書をかなり詳細に書いている方が多い印象で、転職への本気度が伝わってきますね。
スカウト文面は、ビズリーチの担当者の方に案を作ってもらいました。文章を書くのが苦手なのでサポートしてもらえて助かりました。スカウト文には、「設備投資に積極的で最新機種を積極導入している」点や、「圧倒的なスピードを武器にしていて大手の取引先からも信頼されている」ことなど、企業の魅力を記載しました。スカウトに対する返信率も良かったですし、「ビズリーチ」に掲載した求人にも多くの応募があったんです。これまで、とにかく採用に苦戦していたポジションだったので驚きました。
苦戦していた金型設計職の採用に成功。データベースには技術者も多くいる
結果的に、金型設計職の経験者を採用できました。採用したのは、職務経歴書を拝見した段階から「一番当社に合っていそうだ」と思った方です。面談に来ていただいて、当社の説明をしたり、転職理由を聞いたり、事務所の下の階が工場になっているので工場見学をしてもらったりしました。仕事内容や仕事の進め方を見れば「合う・合わない」なども感じていただきやすいと思うので、技術者の方を採用する際には早いうちに現場を見てもらっています。前職との兼ね合いなどで、すぐに面接・採用決定とはいかず、少し時間を要しましたが、ビズリーチの担当者の方から「定期的に連絡をして接点を持っておきましょう」とアドバイスをもらったので、こちらから連絡を入れるようにしました。すると、もう一度面談に来てくれることに。これほどマメに候補者の方とやりとりした経験はなかったのですが、こうした働きかけも実って入社してくれたようなのでうれしく思います。
今後は金型設計職以外のポジションの採用にも、ビズリーチ ・ダイレクトを利用してみたいと思います。利用前は、ビズリーチ・ダイレクトは営業や人事、経理などビジネスサイドの職種の方の採用に向いたサービスというイメージがあり、正直なところ「メーカーが使って成果が出るのか」と半信半疑でした。けれど、データベースのなかにはメーカー勤務の専門職の方もたくさんいらっしゃいました。当社のように、現場の人間が採用担当も兼ねなければいけない場合は、「ビズリーチ・ダイレクトのような企業側からアプローチできるサービスは魅力的だけど、手間がかかって運用ができなさそうだ」とちゅうちょしてしまうかもしれません。けれど、ビズリーチの担当者の方が丁寧にサポートしてくれますし、伴走してくれるので、安心して導入していただきたいですね。