「採用が進まない危機感」から脱却。
成功の秘訣は、企業の能動的なアプローチ

経営管理本部 広島事務所 採用担当/高橋 尚子様

株式会社ロイヤルコーポレーション

 流通・小売・サービス
 母集団形成/母集団の質/地方の採用
 51-500名
経営管理本部 広島事務所 採用担当/高橋 尚子様
広島県に本社を置くロイヤルコーポレーションは、総合ライセンスカンパニーと称して、県内で20%のシェアを誇る自動車学校「ロイヤルドライビングスクール」、フォークリフトやクレーンを操作するために必要な免許を取得できる「ロイヤルパワーアップスクール」、船舶免許を取得できる「マリンライセンスロイヤル」などを運営。「ロイヤルパワーアップスクール」は3拠点、「マリンライセンスロイヤル」は全国5拠点で展開し、それぞれ業界ナンバーワンの卒業生数を誇る。

ビズリーチ導入の背景と効果

ビズリーチを選んだ理由
採用要件の厳しさや県外での知名度の低さゆえに採用に苦戦し、候補者に能動的にアプローチする形で採用活動を行いたかったため
導入前の課題
・求人媒体やハローワークを用いた「待ちの採用」しかできていないことに危機感を持っていた
・採用要件の厳しさや県外での知名度の低さゆえに、採用に苦戦する部門があった
導入後の効果
・マリンライセンスロイヤルでインストラクターの採用に成功した
・採用活動のPDCAサイクルを高速で回せるようになった

採用が順調に進まない危機感を持っていた

当社は、総合ライセンスカンパニーと称し、自動車運転免許を取得できる「ロイヤルドライビングスクール」、フォークリフトやクレーンを操作するために必要な免許を取得できる「ロイヤルパワーアップスクール」、船舶免許を取得できる「マリンライセンスロイヤル」を運営しています。「ロイヤルドライビングスクール」は広島市と福山市で運営しており、県内で20%のシェアを誇ります。「ロイヤルパワーアップスクール(以下、パワーアップ)」は広島市と福山市に加えて兵庫県姫路市でも展開しています。そして、「マリンライセンスロイヤル(以下、マリン)」は東京・横浜・名古屋・大阪・広島・福岡を拠点に全国展開しており、業界ナンバーワンの卒業生数を誇ることも特徴です。

拠点展開にあわせて、各種スクールで指導を行う「インストラクター」を採用する必要が出てきました。ドライビングスクールのインストラクターは新卒採用で対応できる一方、パワーアップやマリンのインストラクターの採用は求人媒体やハローワークでの中途採用を行っていたものの、苦戦していました。パワーアップについては、採用要件が厳しいことが苦戦の原因です。国の規定で、インストラクターになるには「工学部で機械工学を履修された方・工業高校の機械科を卒業された方で特定の科目を履修している方」と定められており、該当しない方はインストラクターになるまでに最長10年ほどを要するというものだからです。母集団が少ないうえに、機械工学を履修されている方は製造業などで引く手あまたであるため、当社のような「教育系企業に転職しよう」という発想がなかなか生まれません。そのため、受け身で待っているだけでは、採用がまったく進まないという危機感を持っていました。

一方、マリンは指導員試験に合格すればインストラクターになれる仕組みのため、パワーアップのような厳しい採用要件はありません。しかし、拠点を全国展開しているものの、広島県外での当社の知名度がまだ低いこともあって、なかなか応募が集まりませんでした。マリンのインストラクターについても、能動的に採用しなければならないと思っていたのです。

このような課題があるなかで、ビズリーチに出会いました。採用系のサービスは世の中にたくさんあることもあって、正直、導入前はそれほど明確にビズリーチの特徴やメリットを理解できていたわけではありません。ただ、親しくしている取引先様の推薦もあり、また、企業側から能動的にアプローチできるスカウトの機能を持っているということで、これまでとは異なる採用活動が行えると感じ、一度試してみようという気持ちで導入を決めました。

ビズリーチは、採用活動の改善サイクルをスピーディーに回せる

スカウト型のサービスを利用するのは初めてなので、最初は「何から手を付けていいやら…」と不安な状態からのスタートでした。しかし、ビズリーチのコンサルタントがスカウト文の作り方から候補者検索のポイントまで寄り添ってアドバイスをくれたので、一つずつ課題をクリアしながら運用することができました。

ビズリーチを利用して感じたメリットは、企業側から能動的にアプローチできる点はもちろんのこと、採用活動のPDCAサイクルをすばやく回せることです。これまで利用していた求人媒体では、求人票や記事の内容の修正反映に時間がかかったり、そもそも修正できない仕様のとなっていたりするケースがほとんどだったため、課題を見つけても試行錯誤ができにくい状況でした。しかし、ビズリーチは返信率などの数字を一目で把握でき、求人やスカウトの修正もすぐに行えます。そのため、「スカウトの返信率がそれほど高くなければ、コンサルタントと一緒にアイデアを出し合って、スカウトでアプローチするターゲットを変えてみる」といったことが容易にできたのです。

たとえばマリンのインストラクターを探す際に、最初は「船舶免許を持っている方」にアプローチしたのですが、どうしても母集団の数が限られてしまいました。そこで、BtoCの業態で営業経験や販売経験があるなど、次は「対人」の仕事に関わる経験がある方をターゲットに変えてスカウトを送りました。また、スカウトについても、まずは「興味を持って開いてもらえる」ことにこだわろうと、海に関わるキャッチーなフレーズを入れてみたり、働くイメージを持っていただくために「どんな業界や企業から転職してきたメンバーが活躍しているか」の情報を盛り込んだり、一目で興味を持っていただけるようにファーストビューに伝えたい要素を詰め込んだりといった工夫をしました。現在は、ビズリーチを通して採用できたマリンのインストラクターに、「どんな情報がスカウト文に入っていれば目を引くか」などもヒアリングし、さらにブラッシュアップを重ねています。

候補者の不安を取り除くため、面接後も手厚くフォロー

スカウトに興味を持ってもらった後の選考過程も重要です。ミスマッチを防ぐため、職場見学の機会を用意することはもちろん、所長や指導員を交えた座談会の機会も設けました。堅い場ではないため、「質問しやすくて、不安が払拭できました」という意見も候補者の方からいただいています。また、ビズリーチは企業からすぐに候補者と連絡を取れるため、面接後に「候補者の方が気にしていたポイントはどこか」を面接官に聞いたうえで、私から候補者の方にお電話を入れて選考のフォローも行うことができました。結果として、候補者の方の本音を聞けたことで、選考の辞退を防げるといった結果につながったのでよかったです。

振り返ると、コンサルタントの伴走支援があって心強かったです。スカウトの返信率が想定より低かったり、選考がうまくいかなかったりするとき、「理由は何か」「どうすれば改善できるか」を相談できて、アイデアを出し合えたからです。全部ゼロから自分で考えて行う必要があったら大変ですし、どうすべきかがわからず混乱していたかもしれません。採用活動全般をサポートしていただけて、とても助かりました。

候補者に委ねっぱなしにしない、能動的なアプローチが重要

ビズリーチを利用して、マリンのインストラクターを採用できました。その方は自動車ディーラーで営業をされていた方で、「次の職場では資格を取得して、その資格を生かした仕事をしてみたい」という希望を持っており、かつ趣味でダイビングをされるなど海が好きな方だったため、当社の求人にマッチしたようです。指導員の試験に合格するまでの期間も、これまでの経験を生かして営業活動やイベント準備などの仕事に携わってくれています。パワーアップのインストラクターも採用を継続中なので、今後いい結果が出せるように頑張りたいです。

また、ビズリーチを活用した能動的な採用活動を振り返ってみて改めて思うのは、やはり採用プロセス全般において「待ちの姿勢」ではいけないということです。情報だけお渡しして、「ご興味があれば応募してください」「気持ちの整理が付いたら内定を承諾してください」というように、候補者に全てを委ねるスタンスでは候補者の方の気持ちが冷めてしまって、「今の職場に不満があるわけでもないし、転職もまだ先でいいか」というマインドに戻るケースも多いからです。ですので、候補者の方とほど良い距離感を保ちながらも、能動的にこちらからアプローチする採用活動の姿勢をこれからも大事にしたいと思います。

初めてビズリーチを利用する際には、「使いこなせるだろうか」という不安があるかもしれませんが、こちらが不安に思っていることを率直に相談すれば、コンサルタントがカバーしてくれたり、解決方法を一緒に考えてくれたりします。「採用担当者の負担を軽減しながら、採用に成功するための道筋」を立ててくれるサポートがあるので、ダイレクトリクルーティングが初めてという方でも、安心して運用できるサービスだと思います。

【所属・役職等は制作時点のものとなります】

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