採用成功へのカギは価値観の一致
価値観を中心に据えた採用方法で理想の候補者を引き寄せる

代表取締役社長/辻井 竜太 様

株式会社ヤマト

 メーカー
 母集団の質
 1-50名
代表取締役社長/辻井 竜太 様
株式会社ヤマトは、大阪市平野区に本社を置く、工業用ヒータ・センサ・工業炉・真空装置の部品から装置までの設計・製造および販売を手掛ける会社。EV車に用いるリチウム電池固体化の研究開発に欠かせないヒータや、工業炉のガスから排出されるCO2削減を目的として熱源を電気へと置き換えるためのヒータなどを製造・販売し、環境問題に関する研究開発に貢献している。

ビズリーチ導入の背景と効果

ビズリーチを選んだ理由
・求人媒体や人材紹介会社を利用した採用活動では、自社が求めるスキルと価値観がマッチしづらく、採用効率が悪いと感じていた
・ビズリーチのサービスは「スカウト型」なので自社にマッチする可能性が高いと感じた
導入前の課題
・求職者の経歴や志向を把握することが難しく、効率的に求める人材を見つけるのも困難だった
・従来の採用プロセスでは、現場の声が反映されにくく改善の余地を感じていた
・求める人材を見つけるのに時間がかかり、採用コストが高くなる傾向があった
導入後の効果
・採用ニーズに合う候補者を効率的に見つけられるようになった
・採用活動の効率化により、採用プロセスにかかる工数や採用コストを削減できた
・現場の声やニーズを把握し、採用活動に反映できるようになった

製造業だからこそマッチする効率的な採用方法

弊社は大阪を拠点とする工業用ヒータ・センサ・工業炉・真空装置の部品メーカーです。自動車業界の企業を中心に顧客を持ち、研究開発設備の提供などを行っています。また、工業炉のガスから電気へと熱源の置き換えを提案することで、CO2排出削減にも貢献しているほか、環境対応製品の開発にも力を入れています。

弊社では、今まで採用活動をさまざまな方法で行ってきました。具体的には、求人媒体や人材紹介会社を活用した方法です。求人媒体を利用した場合は、応募から実際に会うまでどんな人が来てくれるか分からないし、面接を連絡なくキャンセルされることもありました。人材紹介会社を利用した場合は、担当者が製造業のことをあまり詳しくないケースもあり、応募者のスキルと弊社の求めるスキルが合わないなど、非効率さが課題でした。

特に困っていたのは、「価値観」が応募者と合うか、ということについてです。弊社では応募者にスキルはもちろんですが、価値観や考え方がマッチするかを重視して採用活動をしています。そのため、弊社が「欲しい」人材を、求人媒体や人材紹介会社の利用だけで採用するのは非常に難しいと感じていました

製造業では、求める職種やスキルが非常に細分化され、かつ明確なので、スカウト型の採用方法が合っていると感じています。それに加えビズリーチの営業の方から、「企業から会員に直接スカウトを送ることができ、それによりスキルも価値観も合うと思う人材へ積極的にアプローチできる」と聞き、まさに弊社に適したサービスだと感じ、導入に至りました。

積極的な関与と候補者の共感を重視

会社がある程度の規模になるまでは、私が採用活動を担っていました。採用を行ううえで、価値観を応募者とマッチさせていくためには当然のスタンスだと考えています。そのくらい、価値観を共有して入社してほしいのです。現在は人事部に任せていますが、当時私はスカウトのメッセージや件名などもビズリーチの運用サポートをしてくれるカスタマーサクセスの方に協力してもらいながら、熱意が伝わるように考えて作成していました。また、母集団の絞り込みを行う際にも、スキル面の社内ヒアリングをカスタマーサクセスの方に行っていただき、しっかり提案してもらえてとても助かりました。

現在も面接には必ず参加し、候補者が弊社のビジョンや掲げる目標に共感できそうかどうかを重視して見ています。会社に適応し、高いモチベーションで長期的に活躍してもらい、しっかり成果を出してもらうためには、それが重要だと考えているからです。また、面接では弊社のことを伝えるだけでなく、候補者が「弊社へ入社することで幸せになれるか」を大切に考えています

「企業は人なり」という言葉もあるように弊社では従業員の幸福感が組織のパフォーマンスに直結すると考えており、従業員一人ひとりの幸せを実現するために、多くの制度を整備してきました。働く従業員や、皆の夢・やりたいことリストを私も把握していますし、一人ひとりに合わせた評価表を作成しています。また、従業員にもライフステージがあり生活も変化していくので、そのタイミングでフレックス制度の導入や有給休暇の取得促進、従業員のキャリアプランを作成するなど、従業員の幸せと組織のパフォーマンスが向上するように共に歩んできました。

ビズリーチを導入したことで起きた変化

ビズリーチを導入した成果として、機械設計ができる若手の従業員を1名採用できました。ニッチな業界なので弊社が求めている人材が見つかるか不安でしたが、しっかりスカウトを送ることで、良い候補者に出会え、入社につながりました。遠方からの応募だったのですが、勤務先の近くに転居してもらえることになり、現在は即戦力として活躍してくれています。

ビズリーチを導入する前は、前述したように私が積極的に採用活動を行っていたのですが、導入したことで会社全体の採用活動がよりうまくいくようになりました。「採用担当者が各自責任をもって採用する。そして、責任をもって育てる」という風土が生まれました。私の考えや思い、価値観を現場に伝え続けることで、次第にそれが浸透し、採用活動にも募集部署の現場従業員が必ず関わってくれるようになりました。最終承認は私が行いますが、基本的には現場の意見を取り入れるようにしています。そうすることで、会社全体で採用し人を育てる意識がより高まり、現在も継続できています。

このことから、会社の成長と発展はやはり人だと改めて思います。人材採用の重要性を語るだけでは不十分なので、本質を理解することはなにより大切だと再認識しました。同じ製造業の方で、もし、人材採用の重要性を感じていらっしゃるのでしたら、まずは社長自らが動いていく、もしくは採用活動に積極的になるべきではないかと思います。そのためにも、ビズリーチは有用です。ビズリーチでは優秀なカスタマーサクセスがサポートもしてくれるので、製造業こそビズリーチを導入して採用に力を入れてほしいと、体験した私は思っています。

※所属・役職等は制作時点のものとなります。

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