データを見ながら人材を探せるため、採用のスピードアップはもちろん、部門長にも採用責任の意識が強く芽生えた

取締役執行役員 人事総務本部長 人事総務部長/濱中 昭一様

ダイドードリンコ株式会社

 流通・小売・サービス
 工数削減/母集団の質
 501-5000名
取締役執行役員 人事総務本部長 人事総務部長/濱中 昭一様
「こころとからだに、おいしいものを。」をスローガンとするダイドードリンコ株式会社は創業以来、本物のおいしさにこだわった清涼飲料の企画・開発と、自販機中心の販売体制・オペレーション体制による独自のビジネスモデルを構築してきました。業界有数の約28万台の自販機網を強みに、主力商品であるコーヒー飲料を中心としたダイドーブレンドシリーズに加え、MIU、贅沢香茶、和果ごこちなどお客様のこころとからだにおいしいものを提供するための商品づくりに取り組んでいます。

ビズリーチ導入の背景と効果

ビズリーチを選んだ理由
・事業の柱の増強・多角化を行うなかで、国境も既存の枠組みも超えた新たな考え方を社内に取り入れ、変革をリードする経験豊富な人材が必要となったため
・転職活動を積極的に行っていない方も含めて、登録者のなかから優秀な候補者に直接アプローチができることに魅力を感じたため
導入前の課題
・事業の増強・多角化計画に伴い、今まで経験してきた事業以外のやり方・考え方を実践し、変革をリードする優秀な人材が必要だった
・人材紹介会社の担当者のスタンス・情熱等によって紹介される人材の質・募集要項の充足度・紹介頻度にばらつきがあった
導入後の効果
・ビズリーチ・ダイレクト導入後1カ月で、長期にわたり採用に苦戦していたポジションの人材獲得に成功した
・各部門の担当者と一緒に希望要件にあてはまる人材を探せるため、各部門長にも採用責任の意識がより芽生えた
・事業展開、今後の計画、期待することを候補者に直接お話しでき、現時点で積極的に転職活動を考えていない優秀な候補者にも興味を持ってもらえた

企業改革のタイミングで、まずは一部門からキャリア採用を開始

ダイドードリンコ株式会社2_ビズリーチ・ダイレクト導入事例

当社は創業以来、業界有数の約28万台の自販機網を強みに、ビジネスを成長させてきました。しかしながら、自販機業界が飽和状態であることや少子高齢化に伴い市場縮小も避けられないといった背景などから、2010年に機能別に分社化する構造改革を実施したのです。この改革を機に、ダイドードリンコから、自販機ネットワークの維持向上を目指す「オペレーション機能」を担うダイドービバレッジサービス株式会社へ多くの社員が転籍しました。その多くが30~40代のこれからのビジネスを先導していく優秀な管理職や社員でした。そのため、国境も既存の枠組みも超えた新しい考え方・やり方を取り入れながらダイドードリンコの変革をリードしてもらえる中核人材が必要となり、これを機にキャリア採用をスタートさせることにしたのです。

他社事例などを踏まえ、最初はひとつの部署からキャリア採用を始め、確実に採用成功するための支援を経営陣自ら行い、成果が出た段階で他部署へ横展開していこうと決めました。そこで白羽の矢を立てたのがマーケティング部です。当社は、製造と物流を外部委託するファブレス体制を敷いているため、これまで新商品のアイデアは当社と委託先で相互に商品企画提案を行い、その提案をもとにマーケティング部および関連部門で上市判断するといった体制でした。しかし、今後、飲料市場で勝ち残っていくためには、ダイドードリンコ自身が新しいアイデアを発信し、ブランドを強化して市場のトレンドを作っていく存在になる必要がありました。そうした理由から、まずはマーケティング部からキャリア採用を始め、市場調査に基づいたマーケティングの経験を積んだ優秀な人材を採用したのです。結果、ブランド強化のための製品群構築・強固なマーケティング戦略を実施し、事業の発展に貢献することができました。

「プロ・リクルーター サービス」の導入も功を奏し、すぐに業務を習得

ダイドードリンコ株式会社3_ビズリーチ・ダイレクト導入事例

マーケティング部でのキャリア採用の成功により、他部署からもキャリア採用の実施を求められるようになりました。当初、キャリア採用はすべて人材紹介会社経由で行っていましたが、困っていたのは紹介される人材の質や紹介頻度が、担当者によってばらついていたことです。それは、経験不足、当社についての理解不足、ニーズの把握不足など担当の方の経験・スタンスによって変動するものでした。

このような不安定な要素もある人材紹介会社経由のキャリア採用だけに頼っていては、適時適格な採用ができないと考えていたところ、ダイレクトリクルーティングサービスを提供しているビズリーチからサービス導入の提案を受けました。しかし、最初の数年はお断りしていたのです。当社はメーカーであるため、採用プロセスのなかで直接お断りの連絡を入れることによるトラブルなどがあれば、当社のお客様をひとり失う可能性があるという不安を抱いていたからです。また、人事のリソース不足なども懸念となって、導入に踏み切れませんでした。

しかし、キャリア採用での入社第1号となった社員が、いくつかの部門で実績を作り、人事総務部に異動となりました。この社員は、前職で人事の経験もあったので、彼を専任に据えることで安心して任せられると思い、ビズリーチ・ダイレクトの導入を決意しました。こういったシステムの利用は初めてだったため、ビズリーチから専属の方が採用チームに入ってお手伝いをしてくれる「プロ・リクルーター サービス」もあわせて導入したのですが、システム操作における細かい疑問を、打ち合わせや電話で相談して即時解決することができたのはよかったです。その他、面談のスケジュール調整などはプロ・リクルーターの方にとても素早く対応していただけました。そういったお力添えのかいあって、システムの使い方も素早く習得でき、2カ月ほどで自社だけで採用プロセスを回せるようになったのです。

採用のスピードが早くなるだけでなく、部門長とも協働して採用したい人材を探すことができる

ダイドードリンコ株式会社4_ビズリーチ・ダイレクト導入事例

ビズリーチ・ダイレクトを利用して一番うれしかったことは、長期にわたり採用に苦戦していたポジションの方をビズリーチ・ダイレクト導入1カ月で採用できたことです。また、なによりもキャリア採用における一連の活動のスピードが早くなりました。キャリア採用を希望する部門から、採用したい人材の条件をまとめた書類をもらうとすぐに、ビズリーチ・ダイレクトを使って求める人材を探すことができます。さらに、採用を検討している部門の責任者と一緒に画面を見ながら、条件に合う人材を探すこともできるので、彼ら自身にも「自分で採用した」という感覚や、それに伴う採用責任の意識が以前より生まれているようです。このあたりは、直接人材データベースを見ることのできるビズリーチ・ダイレクトならではの強みだと思います。

2017年から、ダイドーグループホールディングス株式会社となり、体制が変わりました。そのなかで、飲料やヘルスケア部門での海外進出や、事業ポートフォリオを増やすことなどを今後のビジョンとして掲げています。そのため、グローバルに活躍できる人材、そして、近い将来、責任者として各事業をリードしていける幹部候補の採用を進めていきたいと思っています。

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