グループ会社間でノウハウを共有し合い、
現場社員と共に動く現場協力型採用で3年400名の採用に挑戦する地方銀行
株式会社みんなの銀行 エンプロイーサクセスグループ アシスタントマネージャー/川原 佑香様
株式会社みんなの銀行 エンプロイーサクセスグループ マネージングディレクター/永峰 義之様
株式会社ふくおかフィナンシャルグループ
人事統括部 部長代理/林 健太様
株式会社ふくおかフィナンシャルグループ
人事統括部 調査役/福嶋 辰弥様
株式会社ふくおかフィナンシャルグループ
金融母集団形成/地方の採用
5001名以上
株式会社みんなの銀行 エンプロイーサクセスグループ アシスタントマネージャー/川原 佑香様
株式会社みんなの銀行 エンプロイーサクセスグループ マネージングディレクター/永峰 義之様
株式会社ふくおかフィナンシャルグループ
人事統括部 部長代理/林 健太様
株式会社ふくおかフィナンシャルグループ
人事統括部 調査役/福嶋 辰弥様
ビズリーチ導入の背景と効果
- ビズリーチを選んだ理由
- デジタル領域の人材を3年で100名採用することになり、従来のエージェント経由での人材紹介のみでは限界を感じたため
- 導入前の課題
- ・基本的に人材紹介会社経由でのみ採用を行っていたが、3年で100名採用という目標達成が難しい状況にあった
・人材紹介会社などの他のサービスは待ちの姿勢が多く、なかなか採用が進まない現状があった
- 導入後の効果
- ・現場担当者と共に動く現場協力型採用が確立し、組織全体で採用に取り組むという意欲が向上した
・自分たちで動き、人を引きつけ、採用できた成功体験を通じて、採用活動は営業活動であることを改めて実感できた
デジタル領域人材を3年で100名採用することに!? 従来の採用方法では限界を感じ、ビズリーチの導入を検討し始めた
ふくおかフィナンシャルグループは、九州全域にネットワークを構築する広域展開型の地域金融グループです。2019年からは、スマホ完結のデジタルバンクサービス「みんなの銀行」もスタートし、全国に展開しています。
ビズリーチは2016年から導入していましたが、本格的に利用し始めたのは2019年からです。「みんなの銀行」の立ち上げ時期とも重なり、それまでは年間で20〜30名の中途採用をしていましたが、デジタル領域の人材のみを3年間で100名採用することになり、複数のサービスを検討するなかでビズリーチも本格的に利用することになりました。結果、150名の採用に成功しましたが、2022年からは400名規模の採用をする必要が出てきて、より積極的な採用活動が必要になりました。それまでは人材紹介会社を基本的には利用していましたが、それだけでは限界があると感じ、ダイレクトリクルーティングという手法を取り入れたビズリーチに魅力を感じ、本格的に利用し始めました。デジタル領域人材の獲得は競合も多く、ダイレクトリクルーティングは一人一人にメッセージを送ることができるため、想いをしっかりと伝えられ、成果につながっていると感じています。
現在は、6〜7媒体を並行して利用していますが、ビズリーチに登録している人材は職種の幅も広いですし、人材のレベルが他媒体のなかで一番高いと感じています。募集ポジションにマッチする人材をAIがレコメンドしてくれるレコメンド機能も精度が高く助かっていますね。また、スカウトを送った後の返信率が、他媒体と比較して、ビズリーチはとても高いです。職務経歴書もビズリーチに登録している方が一番しっかり書いてくれている印象がありますし、スカウトを予約配信で送れる機能もいいですね。もちろんサポート体制もしっかりしていて、サービスを使ううえで困ったことがあった際などは素早く対応をしてくれてとても助かっています。
「採用活動は営業活動である」という意識が現場協力型採用の確立につながっている
「みんなの銀行」ではエンジニア採用も積極的に行っており、採用担当と現場のエンジニアが共にスカウトを送る人を決めたり、カジュアル面談をしたりと、部署を巻き込んだ現場協力型採用を強化しています。元々は、採用は人事がするものという意識が会社全体にありました。しかし、相当な人数を採用していく必要があるため、会社全体で採用を強化していこうという雰囲気づくりが大事だと感じていました。そのために、月に2回ほど定期的に各部署とのミーティングを設定して、忙しくても必ず参加してもらうなどの仕組みを作り、その工夫が会社全体の意識改革につながっていると感じています。ときには、部署のリーダーだけではなく現場の社員とも協議を行っており、「一緒に働くメンバーを見つける」という動きが、現場の雰囲気の良さにもつながっていますね。
2022年にふくおかフィナンシャルグループでは、キャリア採用チームを新設し、グループ会社間で共に動き出したことで、「採用活動は営業活動である」という意識が生まれ始めました。これまでの人材紹介会社経由での応募者を待つだけだった「待ちの姿勢」から、自分たちから積極的にどういう見せ方をすると応募者が興味を持ってくれるか、どういうスカウトに対して返信をしてくれそうか、という意識に変わってきています。スカウトを送る際は、タイトルに「銀行」というワードを入れることで、「銀行からスカウトがきた!」と少しでも注目してもらうことも意識しています。東京の方がUターンで転職してくることもありますが、地方銀行でも熱い思いをもって仕事に取り組んでいることを面談のなかで伝えることを意識しています。
グループ会社間でノウハウの共有を定期的に行い、これからも採用を強化していきたい
従来の「銀行」というブランドは堅いイメージがあるなかで、デジタル領域人材を獲得していくことに難しさを感じることもあります。ふくおかフィナンシャルグループは、特に九州では知っている方が多いので、まだまだその名前に助けられていることもあります。今後は、よりデジタル領域人材を採用しているという認知度を上げて頑張っていきたいと思っています。
また、地方銀行ではありますが、「みんなの銀行」は東京にも拠点があるため、スカウトを送る際は、東京に拠点があることも意識的に発信しています。福岡、九州にゆかりのない方でも思いに共感してくれる方は積極的に採用していきたいと思っています。
グループ会社各社がそれぞれ採用活動を行っていますが、まだまだノウハウが確立しているわけではないので、お互いに情報共有を定期的に行い、改善を繰り返しています。スカウトの文章や面接の仕方について、グループ間、採用チームと現場スタッフ間で情報交換を行い、会社が一体となって取り組むことを意識しています。地方企業でもスカウトを通して、思いを伝えられ、また会社、業界のイメージを変えることにもつながるので、九州のさまざまな企業にもおすすめのサービスだと感じています。
※所属・役職等は制作時点のものとなります。