創業間もないスタートアップに、
優秀な多くの候補者が転職する理由とは
営業統括部/高橋 優斗様(中央)
人事部/石井 里佳様(右)
株式会社ログラス
IT・インターネット母集団の質
1-50名
営業統括部/高橋 優斗様(中央)
人事部/石井 里佳様(右)
ビズリーチ導入の背景と効果
- ビズリーチを選んだ理由
- 事業成長のために、リファーラル採用ではリーチできなかったハイキャリアのビジネスサイドのメンバーの採用が急務となったため
- 導入前の課題
- ・セールスを中心とした、ビジネスサイドの採用に苦戦していた
- 導入後の効果
- ・大手企業向けの営業経験があるトップセールスが入社。他の複数のポジションでも続けて採用成功を実現
・全社で採用活動にコミットする体制を確立できた
本気で採用に取り組まなければ、事業が成長しない
当社は2019年5月に設立した、経営管理クラウドLoglassを提供している企業です。「テクノロジーで、経営をアップデートする」をミッションに掲げています。Loglassは、膨大な数の「Excel」や「Google スプレッドシート」などによるアナログ運用の多い経営管理領域のデータを一元化して、モニタリングや予算策定、経営分析を効率化し先手を打てる経営管理を実現できるサービスで、上場企業を中心に活用いただいております。
創業後しばらくは、代表や私の知り合いを中心に声を掛けるといったリファーラル採用を行ったり、副業で携わっていただける方を探したりなど、自分たちの人脈を中心にアプローチする採用活動を行っていました。しかし、そのような採用活動では大企業に対して提案を行えるセールスの方になかなかお会いできず、必要であるポジションの採用に難航していました。
そのため、「リファーラルだけでなく、本気でセールスの採用に取り組まなければ、事業が成長しない」という大きな危機感を抱いていました。そこで、副業で携わっていた人事のメンバーと採用手法などを検討し、「大企業に対する無形商材のセールス経験があり、創業期の会社を一緒に創っていけるチャレンジ精神を持った人材」という理想のペルソナに対して、「採用手法としてビズリーチはどうですか?」とアドバイスをもらいました。
他の方にも相談したのですが、ほとんどの方々からビズリーチを推薦され、そこまで周りから薦められるなら間違いないだろうと確信し、ビズリーチの導入を決意しました。
反省をきっかけに。全社員が採用活動に協力
ビズリーチ導入後の数カ月、スカウト送信などビズリーチに関わる運用はすべてRPO(Recruitment Process Outsourcing:採用代行サービス)に任せていました。求人やスカウト文のフォーマットは当社で作成して渡していたとはいえ、候補者に関わる進捗確認や、面談の結果のフィードバックを受けるだけで、採用に必要なPDCAサイクルを一緒に考えられていなかった気がします。本質的に私たちがすべきことができていなかった状態ですので、成果が出るはずもありません。導入してから約3カ月が経過したとき、当社が経営陣を中心に採用にもっとコミットすべきだと気付きました。採用活動への取り組みを改め、RPOの方々とより協力しながら進めることにしました。
具体的には、毎朝の勤務開始のタイミングに、代表と私を含めたメンバー皆でビズリーチにログインしてスカウト送信をしたい対象者を探すことにしました。社員それぞれが「候補者の、どんなところを素晴らしいと思ったのか」という見解を具体化し、そのうえで「ログラスで、あなたはこういった活躍ができます」というキャリアビジョンの提示ができる方にスカウトを送るようにしました。もちろん、社員が自分でそれぞれの思いを込めて文章を考えています。会社のメンバーは皆、事業成長のためには採用が重要であることを理解してくれ、今でも協力的な姿勢で採用に取り組んでくれています。
また、ペルソナも常にアップデートしています。たとえばセールスについては、外資系企業でSaaSのセールスをしている方を元々はターゲットにしていました。しかし、そのような方は採用市場には多くはなく、かつ多くの企業から引く手あまたの状態なので、競争率が高いとわかりました。そこで、ビズリーチのコンサルタントからアドバイスをもらいながら、ペルソナを見直しました。「中小企業と大企業へのセールスはアプローチ方法が大きく異なるため、大企業へのセールス経験があることは譲れないものの、扱っていた商材が有形か無形かはそれほど重要ではない」というのが一例です。ペルソナを見直した結果、アプローチできる方もぐんと広がりました。
少数精鋭のスタートアップこそ、ビズリーチを利用すべきだ
採用活動を通じて大事だと感じたのは、「すべての採用プロセスに愛を持って活動することの大切さ」です。以前、最終面談に臨んでくれた候補者の方にオファーを出しても内定承諾をいただけないケースが2~3件続きました。とても悔しく、何を改善すべきかと考えていました。その際、現在社員として人事を務めている石井が、「最後まで愛を持ってアプローチしていくことが大事ですよ」とアドバイスをくれました。それから、最終面談では社内のメンバー複数名から候補者の方に対してメッセージを届けたり、内定承諾をいただけるまで定期的に接点を持って誠意を伝えたりと、愛を持ったクロージングプロセスに改善しました。そうしたところ、連続して内定承諾をいただけるようになったのです。
コンスタントに採用が決まるようになり、メンバーからも「魅力的な人がログラスを選んでくれるんだ」という声が上がるようになり、自社への自信が高まった気がします。入社早々メガベンチャー企業へのLoglass導入を決めたセールスもいるように、新メンバーが次々に活躍してくれています。だからこそ、採用効果を皆が実感しており、最近ではより高いモチベーションで採用活動に取り組めています。
創業期のスタートアップは、ビズリーチを利用すべきだと強く思います。少数精鋭で、一人一人の仕事ぶりが経営に大きな影響を与えるスタートアップにおいては優秀な人材の確保が最重要課題ですが、ビズリーチほど質の高いデータベースは他にないと言い切れるからです。また、想像以上にビズリーチのデータベースには「スタートアップで挑戦したい」という意欲を持った大手企業出身の方と、年代を問わず多く出会えます。能動的に仕事や組織を作ったり、働き方を決められたりする環境に魅力を感じ、スタートアップに興味を持ってくれます。たとえ採用に結び付かずとも、スカウトを送ることで自社を新たに知ってくれる方が増えることも魅力です。だからこそ、スタートアップがビズリーチを使わない理由はないのです。
現在は、今の事業を伸ばしていくための人材を中心に採用していますが、新しい事業をどんどん作らないといけないフェーズに差し掛かっています。そうしたなかでは、社内のメンバーが持っていない知見を持った方の採用が急務となるため、今以上にビズリーチを活用できるのではないかと思っています。
【入社者の声】
「これほど会社のメンバーが自分と向き合ってくれるのか」と感動した
前職は大手精密機器メーカーでセールスとして働いていました。ただ、仕事が多忙で能動的な転職活動に時間が割けなかったため、企業からスカウトの届くスタイルであるビズリーチに登録しました。
当初は、「結果さえ出せば、仕事のやり方は自由」という気風の大手外資系企業を中心に選考を受け、スタートアップは視野に入れていませんでした。ただ、ビズリーチを使って転職活動をしているなかで、ビズリーチを利用しているヘッドハンターから「同じような従業員規模の企業に転職しても、ジョブチェンジではなくジョブスライドになってしまうのではないか。あなたはスタートアップの方が合っているかもしれません」とアドバイスをいただいたことがきっかけで、スタートアップ企業に興味を持ち、目を向けるようになりました。
ログラスの話を聞いてみようと思ったのは、「自分が売っている姿がまったく想像できない商材を扱う業界で、セールスに挑戦してみたかった」からでした。できないことができるようになり、成長したいという思いが強くありました。Loglassはまさにその条件に当てはまるサービスでした。
内定承諾前、前職にとどまるか迷うこともあったのですが、代表の布川(友也)が、当時私の住んでいた浜松にまで会いに来てくれたり、メンバーとの面談を多く設定してくれたりしました。あるメンバーは「高橋さんが必要だ」と伝えてくれました。なかには、「あなたの幸せを考えると、今の会社に残ってもいいと思いますよ」と言ってくれる方もいました。「こんなに私のために時間を割いてくれる人たちがいて、挑戦できる環境がある。だから、飛び込まないと絶対に後悔する」と思い、転職を決断できました。
入社後はフィールドセールスを主に担当し、他にも、営業活動効率化のためのツールの導入検討、アライアンス提携業務なども担っています。もちろん、ビズリーチを活用してセールスの採用にも力を入れています。レールが敷かれていない環境なのでハードなこともありますが、自由に情報を取りにいけて行動を起こせる環境はやりがいに満ちています。
私もそうでしたが、大手企業からスタートアップへの転職を決める際、リスクも考えますし不安も大きいものだと思います。だからこそ、選考過程において安心材料をもらえたことはありがたかったです。また、社員と面談をした際に、皆が自分の会社や会社の未来について楽しそうに話していたことも印象的でした。データと直感の両面で安心できる材料があれば、候補者の心も動きやすいのではないでしょうか。
【所属・役職等は制作時点のものとなります】