フルリモート環境を整え、全国で積極採用を続けた
沖縄本社の旅行業界ベンチャーに迫る

(左)株式会社パム 事業サポートチーム
人事総務ユニット /竹盛 明日香様
(右)株式会社パム 事業サポートチーム
執行役員 /佐原 輝哉様

株式会社パム

 IT・インターネット
 母集団形成/地方の採用
 51-500名
(左)株式会社パム 事業サポートチーム
人事総務ユニット /竹盛 明日香様
(右)株式会社パム 事業サポートチーム
執行役員 /佐原 輝哉様
地域に眠る魅⼒を現地から発信する⾃社メディアを複数運営。社名の「pam(パム)」は、「map=地図」を逆転させて生まれたもので、旅の目的地となる場所に根を下ろす「現地主義」の視点から、個性豊かな一次情報を探り出し、旅の価値や在り方、地域の魅力そのものを変えていこう、という思いが込められている。“「目的地」から旅を面白くする会社”を目指し、挑戦を続けている。

ビズリーチ導入の背景と効果

ビズリーチを選んだ理由
紹介を待つだけの採用手法には限界を感じており、自分たちから採用候補者にアプローチできるスカウトの活用を考え始めたことがきっかけ
導入前の課題
・部長、課長クラスなどマネジメント層の採用において、マッチングに課題を感じていた
・他媒体のスカウトサービスは、自由に自分たちからアプローチできずもどかしさを感じていた
導入後の効果
・メンバー層、マネジメント層の両方で採用成果が出た
・スカウトを送る際に、検索条件を細かく設定してアプローチできるため、面談前後の候補者への期待値のズレが小さくなった

ビズリーチはハイクラス人材採用のイメージが強かったが、一般社員の採用にもつながった

ビズリーチを導入するまでは、マネジメント層の採用は人材紹介会社を利用していました。スカウト型サービスを導入検討していた時期もありましたが、工数がかかるという理由で諦めていました。しかし、紹介を待つだけの採用手法は、マッチング率が年々下がっていたため、工数はかかるけれど思い切ってスカウト型サービスに振り切ってみよう、と考えたのがビズリーチを導入した背景です。

実は、コスト的に導入しやすかった別のスカウト型サービスも利用していましたが、当時は自分たちで自由にスカウトを送ることができず、もどかしさも感じていました。その点ビズリーチは自分たちで主体的にアプローチができます。当然、予算と工数をかけてビズリーチを導入する上で、「うまくいくのだろうか」という不安も最初はありました。「実際どのくらい返信があるのだろうか」「求人の作成やスカウトのメッセージの内容の質を担保できるのだろうか」など懸念点は多かったです。結果としては、期待を超える返信率を維持していますし、求人の作成などもビズリーチの担当者にさまざまな相談ができ非常に助かっています。

また、ビズリーチは、ハイクラス人材の採用媒体というイメージが強く、年収でいうと600万円以上希望の方が多いイメージでした。しかし一般社員層の採用でもビズリーチを利用したところ、返信も多くいただけて、実際に採用することもできました。もともとのイメージとは良い意味でギャップがあり、全体を通してビズリーチを導入して良かったと感じています。

“生きた”ホームページを目指すことで「月100件以上の応募者」を2年以上継続

多くの応募を獲得するためにさまざまな手法を用いていますが、特に重視していることに自社のホームページを生きた状態にする、ということがあります。弊社はホームページで「パムマガ」というコンテンツを運営しています。パムマガでは、自社の社員に仕事の内容ややりがいなどについて自発的に語ってもらい、その内容を映像や記事にして発信しています。このような取り組みを継続していくなかで、「月100件以上の応募者」を2年以上継続してきました。また、候補者の中には、このパムマガを見ていただいたうえで、面談に臨んでくださる方も多いです。パムマガの映像コンテンツではあえて編集を細かくせずに、ありのままの社員の声をそのまま発信するということを心がけていて、リアルな部分も理解してもらった上で面談に臨んでもらえるよう、また入社意欲の向上に努めています。

ビズリーチのスカウトで意識していることは、レポートで1週間単位の成果を確認し、スカウト文面、求人などを早期に見直すことです。また、メッセージに対しては可能な限り即時返信する、面談につながった際は、まずはカジュアルな面談をするということを意識しています。面談日の調整においても、候補者に委ねるのではなく、こちら側でしっかりと管理をしながら調整をしていくということを意識しています。その結果、カジュアル面談実施後の面接希望は100%近い状態を継続できています。

沖縄本社としつつフルリモート体制を整え、これからも全国を舞台に積極採用していく

ビズリーチの魅力を語る上で担当者のサポート力が高い、ということは外せないと思います。さまざまな採用媒体がありますが、それぞれの媒体ごとに登録している求職者の属性は違うと思っています。同じ求人をそれぞれの媒体に同じように掲載しても効果が思ったほどは出ないことも多々あります。担当者から、ビズリーチに登録している求職者に適した求人の作成や、スカウトのメッセージについてのアドバイスをいただけるので、非常に助かっています。求人、スカウトともに、結果が出るまで担当者と振り返りのミーティングを定期的に行い、毎週更新しました。求人に関しては、ターゲットを絞って訴求をするということを心がけています。

機能としては、検索条件を細かく設定できる点が魅力だと思います。他媒体と比べてもそれは明確に感じますし、そのおかげで企業側が求職者の職務経歴書を見たときの期待値と、面談時にお会いした時の期待値のズレが小さいのではないかと考えています。また、面談の日程調整も簡単にできる仕組みになっていて、すごく助かっています。

パムは沖縄に本社を置いている地方企業ですが、フルリモート体制を整え、全国で積極的に採用を行っています。コロナ前から仕事の進め方として全国のさまざまな地域の方々ともやりとりしていたため、リモートでの打ち合わせなどは多かったです。そこからコロナ禍を経て、完全フルリモートという体制を整えました。フルリモートのメリット、デメリットはもちろんそれぞれありますが、採用においては最終面談で沖縄に実際に来てもらって面談を行ったりするなど、リアルな部分は大事にしています。入社予定の候補者に直筆の手紙をお渡しするなどのケアも心がけています。また入社後はすぐにリモート環境にするのではなく、受け入れ部署の先輩社員がサポートする体制を作ったり、1、3、6ヶ月目のタイミングには人事面談を必ず行ったりするなど、工夫しています。

これからも全国を舞台に積極的に採用を行い、“「目的地」から旅を面白くする会社”を目指していきたいと思います。

※所属・役職等は制作時点のものとなります。

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