導入から1年で7名の即戦力採用に成功。面接回数は代表取締役同席で最小限に

(左)代表取締役社長/上村 晋哉 様
(右)管理本部 係長/今西 正行 様

株式会社マルカミ物流

 流通・小売・サービス
 母集団の質
 51-500名
(左)代表取締役社長/上村 晋哉 様
(右)管理本部 係長/今西 正行 様
株式会社マルカミ物流は、1950年の創立以来、医薬品・日用雑貨に特化した物流を担っている企業である。大手薬品メーカーだけでなく、関西圏の多くの医薬品卸業者とも取引をしており、商品がメーカーの工場で生まれてから消費者の手に届くまでの物流を一貫して引き受けている。生活必需品の物流に特化しているため、景気に左右されない点も特徴。

ビズリーチ導入の背景と効果

ビズリーチを選んだ理由
管理職を採用するためには、企業側からアプローチを行う「攻めの採用」へ取り組む必要があったため
導入前の課題
・売り上げ増加に伴い、管理職1人あたりの仕事量が増えて負担が大きくなっていた
・求人媒体のような「待ちの採用」手法だけでは、即戦力人材を採用するのが難しかった
導入後の効果
・ビズリーチ・ダイレクト経由で、管理職を中心に7名の採用に成功

仕事量の増加に伴い管理職を採用すべく、「攻めの採用」に挑戦することに

2018年9月にビズリーチ・ダイレクトを導入しました。きっかけは、管理職の不足です。ここ10年ほどで、多くの注文をいただいて売り上げが2倍以上に伸びました。一方で管理職の人数が不足しており、管理職1人あたりの仕事量が膨大になってしまって、かなりの負担を掛けることになってしまったのです。「ゼロから物流のプロを育成しよう」と新卒採用も実施していたのですが、新卒採用で入社した社員が育つまでには年数を要します。そこで、即戦力人材の中途採用にかじを切ることにしました。

これまでも中途採用は実施していましたが、管理職ではなく一般社員の採用がメインだったため、求人媒体を活用していました。しかし、求人媒体は「待ちの採用」手法。採用に至るまでに多くの時間を費やしていました。「管理職を採用するためには、新しい採用手法に挑戦してみる必要があるのではないか」と考えるなかで知ったのが、スカウト型サービスです。こちらから候補者を探してスカウトを送る、「攻めの採用」手法であることに魅力を感じました。しかし、スカウト型サービスは成功報酬モデルでかなり高額な費用が掛かるものも多く、二の足を踏んでいました。そうしたなか、テレビCMで名前を知っていた、株式会社ビズリーチのサービスであるビズリーチ・ダイレクトを調べてみると、費用的にも問題なかったため、導入を決めたのです。

マルカミ物流1_ビズリーチ・ダイレクト導入事例

データベースには物流業界経験者・志望者も多数。面接は代表取締役同席の1回のみ

初めに採用したいと考えたのは、物流センター長候補です。当社は拠点が11カ所あり、それぞれにセンター長という管理者がいますが、労務管理・採算管理・品質安全など多岐にわたる業務をすべてセンター長が管轄していて、多忙を極めていました。その役割を分散させ、専門化させていきたいと思っていたため、まずはセンター長のサポートを行い、将来センター長を任せられるような、物流センター長候補となる人材が必要だったのです。

正直なところ、ビズリーチ・ダイレクト利用前は、当社のような物流業界の企業を志望する方はデータベースに少ないのではないだろうか、と懸念していました。しかし、データベースを検索してみると、物流業界での経験が豊富な方や、ノウハウを生かして物流業界で働きたいと考えられている方が想像以上に多く驚きました。まずは、物流業界志望で、かつ関西圏での勤務を希望されている方にスカウトを送りました。ビズリーチ・ダイレクトに即戦力の方がたくさんいらっしゃるとわかってからは、募集ポジションを増やしたり、即戦力の管理職以外に、次世代を支えてくれる未来の管理職候補の採用に動き出したりもしています。

マルカミ物流2_ビズリーチ・ダイレクト導入事例

スカウトに返信をいただいた方との面接は基本的に1回で、代表取締役が同席します。なぜなら、候補者の方の多くは在職しながら転職活動を行っているため、2度、3度と面接にお越しいただくのはお手間だろうと考えたからです。また、何よりファーストインプレッションが大事なので、代表取締役が自ら事業説明などを実施して、熱意を伝えるようにしています。代表取締役が面接することで、意思決定もスピーディーに行えます。また、当社は即戦力採用においても、ポテンシャルを評価しています。なぜなら、一度の面接だけでは候補者のことをすべて理解できないと考えているからです。また、物流業界に従事する方は、どちらかというと寡黙で自分のアピールが得意ではなく、コツコツと真面目に働く方が多い印象で、環境が合えば大きく飛躍する方も多く見てきたので、できるだけ前向きに検討する気持ちで面接に臨んでいます。また、内定辞退をされた方がいた場合も、もう一度アプローチして交渉を行うなど、こちらの誠意を伝えるようにしています。

ビズリーチ・ダイレクト経由で7名を採用。HRMOS採用も活用して採用を加速させる

ビズリーチ・ダイレクトを導入して、物流センター長候補・総務・安全品質などの複数のポジションで合計7名の採用に成功しました。皆、現場になじむスピードも早く、会議に参加した際には積極的に発言するなど、これまでの経験やノウハウを生かして貢献してくれています。

今後は、関西で築いた医薬品・日用雑貨の物流のノウハウを、中部地方や中国地方にも展開していきたいと思っています。拠点も各地に増やしていくので、さらなる採用が必要です。ビズリーチ・ダイレクト導入以来、ビズリーチの担当者には求人票やスカウト文面の作成においてサポートしてもらっています。ビズリーチが提供している採用管理システムであるHRMOS採用も新たに導入したのですが、HRMOS採用上で求人票を作成すれば、求人検索サイトや自社の採用サイトにも掲載できる点が非常に便利で、かつそれらのページからの応募者も増えており、「待ちの採用」の基盤も整ってきたように思います。物流業界に従事する人材は年々減少しており厳しい状況ですが、ビズリーチが提供するサービスを活用して安定した採用を続けていきたいです。

マルカミ物流3_ビズリーチ・ダイレクト導入事例

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