社員の半数が退職し、廃業危機に。
藁にもすがる思いでビズリーチを導入し、約2カ月で4名の採用に成功
株式会社吉田機械
ビズリーチ導入の背景と効果
- ビズリーチを選んだ理由
- ・早期に複数名を採用して廃業危機から脱するためにも、企業側から能動的にアプローチする新しい採用手法に取り組む必要があったため
- 導入前の課題
- ・社員の退職が重なり、事業継続の危機に陥っていた
- 導入後の効果
- ・約2カ月で製造·金属加工スタッフ、溶接工、工程管理の計4名を採用
・30~40代の能動的なメンバーを採用でき、組織として新たなスタートを切ることができた
廃業の危機からビズリーチで再起を図るまで

当社は札幌に本社を置き、一般機械や産業機械の部品製作を手掛ける、従業員15名規模の会社です。現在最も多く手掛けているのは、ごみ処理施設などのプラント設備部品の製作です。材料の仕入れから製作まで自社で完結し、札幌近郊のごみ処理場であればメンテナンスまで一貫して担っています。その他にも、食品関係や建設機械の部品など幅広い分野のものづくりを行っています。
経営理念には「全ての人のためにつくる」を掲げています。人は生涯を通じて誰かと関わり続けるからこそ、「自分はどれだけ世の中の助けになり、人に喜んでもらえるか」という使命感を持ち、ものづくりを通じて貢献したいという思いを込めています。そうした姿勢から、「困ったときの吉田機械」と頼りにしてくださるお客様も多く、他社では断られるような難しい依頼もよくいただきます。たとえば「リバースエンジニアリング」と呼ばれる、図面のない現物からの再生加工なども積極的に引き受けており、それがお客様からの信頼に繋がっています。
仕事の受注は順調でしたが、2025年の秋ごろ、当社は大きな危機を迎えました。社員の退職が重なり、操業自体が立ち行かなくなるような事態に陥ったのです。お客様にご迷惑をおかけするわけにはいかないため、残った社員で協力し、外部の仲間にも助けてもらいながら、なんとか目の前の仕事をやり切りました。しかし、残ったメンバーだけで今後の操業を続けていくことは難しく、「今すぐ採用できなければ、もう廃業するしかない」という岐路に立たされたのです。
そんなとき、偶然ビズリーチから届いたダイレクトメールが目に入りました。普段なら目に留めなかったかもしれませんが、「この状況を打開するために、何か動いてみないと」とスイッチが入り、すぐにサービス内容を調べました。成功報酬型のサービスは高額になるイメージがあり、リスクを考えると躊躇もしましたが、「ビズリーチで採用に成功した企業もあるようだし、ダメ元でやってみるしかない」と、すぐに問い合わせて導入を決めました。
会社の窮状とビジョンをありのまま語り、約2カ月で4名を採用

正直なところ、「本当に求める人材に出会えるのだろうか」という不安もありました。しかし、実際にデータベースを見てみると、北海道内にもターゲットとなる経験者が多く登録されていました。こちらから直接アプローチできる利点を生かしてスカウトを送ったところ、すぐに5人くらいの方から返信が届きました。そのうち1人は「ぜひ入社したい」という温度感で、反応の多さとスピード感に驚きました。その後も高い返信率が続き、ビズリーチを導入してたった2カ月ほどで、製造·金属加工スタッフ、溶接工、工程管理の計4名を採用できたのです。
返信をくださった方とは、まず「面談」という形でカジュアルに話せる機会を設けました。遠方にお住まいの方や仕事終わりの遅い時間にも対応できるよう、Web面談も実施できるようにしたところ、「面と向かってだと緊張するけれど、画面越しなら話しやすい」と自然体で話してくださる方もいました。
面談の場では、会社の現状について取り繕うことなく正直に話しました。「社員の退職が重なり、急ぎで採用を進めている」ことや「今はとにかく人が足りない状況だが、それでも大丈夫か」といったことを包み隠さず話したのです。事実を伝えないまま入社してもらい、「こんなはずではなかった」と思わせてはいけないからです。そのうえで今後の会社のビジョンを語り、「私たちの仲間になってくれませんか」と伝えました。危機的な状況で未来のビジョンを語るのは怖さもありますが、言葉にすることで「有言実行するしかない。もう後には引けない」と自分自身にプレッシャーをかける意味もありました。
そうした思いを受け止めて入社してくれたメンバーのなかには、「前職のメーカーではやり方を縛られることが多く個性を出しにくかったし、組織が大きい分、スピード感も欠けていた」という悩みを抱えていた人もいたため、当社ではそうした窮屈さがないことを伝えました。また、面談と面接をあわせて5回実施し、初回の面談から10カ月後に入社に至ったメンバーもいます。それくらい、「この人に入社してほしい」と思える方とは腰を据えて向き合い、対話を重ねました。そのメンバーは、地頭の良さと20年以上にわたるマシニングセンタの経験を生かし、入社直後から大きな仕事を担うなど活躍してくれています。また、リバースエンジニアリングを手掛ける当社では、「図面を描けるスキル」を持つ方は活躍の場が大きく広がるため、設計経験があり、「ものづくりにも携わりたい」という方に対しても、設計とものづくりの両方に携われる当社の魅力を伝え、採用に繋げられました。
「今すぐ動くこと」が、危機を脱する唯一の道

廃業の危機からたった1年で、ビズリーチ経由の4名に加え、他の求人広告媒体からも採用でき、30代半ばから40代半ばの新しい仲間が増えました。これから仕事に慣れて技術力を磨いていけば間違いなく活躍してくれると思っていますし、強固な組織が築けると確信しています。
会社にとって素晴らしい再スタートが切れましたし、組織のステージが変わるタイミングだったのだと実感しています。社員全員でスクラムを組み、一人ひとりが成長しながら、会社をさらに大きくしていきたいと考えています。
ビズリーチは、企業側から能動的にアプローチできる点や、返信があればすぐに面談を設定できるスピード感が魅力です。企業側としては、どうしてもスキルや経験を詳細に記入し、「自分はこんな人間です」と売り込む意識が強い方が目に留まるので、登録者の皆さんには「遠慮せず、もっと自己PRを書き込んでください」とお伝えしたいですね。
もし、この記事をご覧になっている経営者の方のなかに、人手不足や事業継続の危機に直面して苦しんでいる方がいれば、「まずは今できることからやってみましょう」とお伝えしたいです。私もめげそうになりましたが、残ってくれた社員のためにも「このまま廃業するわけにはいかない」と思い、最後の砦として頼ったビズリーチをきっかけに息を吹き返すことができました。これまでの採用手法だけに頼るのではなく、ぜひ新しい採用サービスにも挑戦してみてください。新たな場所に踏み出せば、求める人材に出会える可能性が広がり、そこで自社や仕事の魅力をしっかりと発信できれば、きっと採用に繋がるはずです。