求職者に寄り添い1年で11名が入社。
採用担当者を増員するほどのうれしい悲鳴

求職者に寄り添い1年で11名が入社。<br>採用担当者を増員するほどのうれしい悲鳴
(左)人事本部 人材開発部 部長/木本 浩平様
(右)人事本部 人材開発部 人材開発課(兼)採用教育課 課長補佐/佐藤 ちはる様
株式会社ハートフレンド

株式会社ハートフレンド

 流通・小売・サービス
 母集団の質/地方の採用
 501-5000名
 京都府
求職者に寄り添い1年で11名が入社。<br>採用担当者を増員するほどのうれしい悲鳴
(左)人事本部 人材開発部 部長/木本 浩平様
(右)人事本部 人材開発部 人材開発課(兼)採用教育課 課長補佐/佐藤 ちはる様
1987年、京都市の勧修公設小売市場の空き店舗対策として組合員の出資により発足。1992年に生鮮強化型食品ディスカウントストアとして第1号店「フレスコ」勧修店を開店した。屋号の「Fresco(フレスコ)」はイタリア語で「新鮮・みずみずしい」を意味する。女性向けの「フレスコ・プチ」やコンビニスタイルの「フレスコ・ミニ」の展開や複数のM&Aを経て、店舗数は100以上、売上高は500億円を超える。大手スーパーとは一線を画す独自の店づくりなど、市場時代のスピリッツが生き続ける地域密着スーパーである。

ビズリーチ導入の背景と効果

ビズリーチを選んだ理由
・幹部・中堅クラス人材の採用に強いイメージがあった
・スカウト型サービスという採用手法に魅力を感じた
・ヘッドハンティングサービスと比べて費用が割安だった
導入前の課題
・新卒採用社員の人材育成が店舗展開に追いついていない
・これまで利用していたヘッドハンティングサービスの費用を負担に感じていた
導入後の効果
・直近1年で、複数職種11名をビズリーチ経由で採用決定
・スカウト活動を通じて候補者選びの判断基準が磨かれた

売上高1,000億円に向け、中堅人材獲得に注力すべくビズリーチを導入

弊社は京都市山科区の公設小売市場を前身として1987年に発足し、1992年に1号店「フレスコ」をオープンしました。一つひとつの店舗面積は決して大きくなく、コンビニエンスストア2つ分ほどの店舗や、駐車場のない店舗も少なくありませんが地域密着を強みとしており、点ではなく面でエリアを捉え店舗展開を広げてきました。京都市から北摂を中心に滋賀・大阪・兵庫で店舗数は100を超え、場所によっては徒歩圏内に5~6店舗が点在するなど、お客様との距離が近いスーパーマーケットです。

これまで、新形態の店舗やプライベートブランドの展開、M&Aなどを通じて、売上高500億円を達成できました。次のフェーズとして1,000億円を目指しておりますが、今いる人員だけで達成するのは難しいと感じています。とはいえ、採用募集をしても、そう簡単に良い人材を採用できるわけではありません。

これまで弊社が採用で抱えていた課題は、おもに2つありました。1つ目は、新卒入社の社員が多いにもかかわらず、その育成が店舗展開に追いついていないこと。2つ目は、会社の成長と共に創業当時からのメンバーが減る一方、中堅層が十分に育っておらず、各部門を統括する部長クラスの人材が不足していることでした。そこで、外での経験・技術を持つ人の知見を取り入れて若手を引き上げ、事業成長を加速させたいと考えました。

過去にはヘッドハンティング会社を利用して、いい人材とご縁があったこともありましたが、それなりの費用がかかることに課題を感じていたのも事実です。そんな中、このたび弊社は「100名増員計画」を打ち出しました。そのうちキャリア採用の目標は40名。スカウト型サービスという手法のユニークさや費用対効果を考え、ビズリーチを導入しました。

求職者との相互理解を重視し、1年で10名以上をビズリーチで採用

実は私は、今年の1月に採用担当になったばかりです。最初は試行錯誤していましたが、ビズリーチでのセミナーに参加した際に「求職者はこういう部分を知りたいと思っているのか」「求職者はこんなふうに企業に返答をしてほしいんだ」と知ることができ、求職者との相互理解を意識するようになってから、採用につながるケースが増えてきました。おかげで、社内の採用担当者がもう1人ついたほどです。

ビズリーチの利用開始から変わった点をいくつか挙げると、まずは面談で話す内容です。初めは「面接と違ってカジュアルに」という知識しかなく、会社のことを深く伝えるというよりも、こちらに良い印象を持ってもらうことを意識しすぎていました。とくにスーパーマーケットは誰もが利用するので、求職者もスーパーの仕事をある程度想像できるだろうという思い込みもありました。

しかし弊社は一般的なスーパーと違い、チェーンでありながらも同じ店づくりをしないのが特徴です。店舗数が多い代わりに1つの店舗面積が小さく、だからこそ個性を出した店舗設計がしやすい。そこで面談者に「うちでなら、自分の力を発揮した売り場を作る面白さを体験できますよ」などと伝えるように変えると、面談後に「よく理解できた」「そういうことをやりたいと思っていた」という声をたくさんいただくようになりました。

またビズリーチの担当者に提案してもらい、スカウトするターゲットをスーパー経験者に限定せず、未経験者にも広げたことが結果につながっています。たとえばお惣菜部門の人材には、調理会社で給食を作っていた人、飲食店経験者やキッチンカーを出していた人などにも適性があることが多く、これまでは出会えなかったご縁にも恵まれました。

さらに面接でも、入社後の研修やキャリアのステップをお話ししたり、実際に働く現場の責任者に同席してもらったりするなどして、入社後の互いのギャップが小さくなるように努めています。

このように求職者との相互理解を深めていった結果、スカウトのメッセージも定型のものを使わずに候補者のバックグラウンドやニーズをイメージしながら手紙のように書いています。ビズリーチの担当者には「それが候補者に伝わっている」と言ってもらえています。

こうした工夫が功を奏し、1年で10名を超える人材にビズリーチ経由で入社してもらうことができました。

ビズリーチの利用で、採用担当者の感覚も磨かれていく

ビズリーチを導入して何よりよかったと思うのは、たくさんの求職者の情報が見られることです。一般的な転職サイトでは、応募してくれた人の情報しか見られませんが、ビズリーチを通してたくさんの求職者の情報にふれることで、「この職種には、こういう傾向のキャリアを持つ人が合いそうだ」などと、私たちの判断基準も磨かれていく感覚があります。

また、ビズリーチのシステムが「おすすめ」してくれる人材も見逃せません。そこから採用につながったこともありました。過去には、業界全体でも非常に特殊な分野の人材に出会えたケースがあり、ビズリーチを使えば使うほど、いい人材を探り出せる可能性が上がると感じています。

たくさんの求職者と出会うことで、自社を客観的に見られるようになったのは大きな副産物です。先に述べたように弊社は新卒入社の社員も多いので、他社を経験した人の話を聞くことで自社の強み・弱みを実感し、改善に生かせています。

一般的な転職サイトも併用していますが、中途採用者の中でもビズリーチ経由で入社した人材は着実にキャリアアップをしてくれる人が多いと感じています。ビズリーチは決して安くない費用がかかりますが、今後はビズリーチを使った採用の割合を増やし、さらに地域のお役に立てる店舗づくりを強化したいと思っています。

※所属・役職等は制作時点のものとなります

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