社長自ら挑む!
半導体研削加工企業の採用戦略とは

代表取締役社長/小林 秀守様

六甲電子株式会社

 メーカー
 母集団形成/母集団の質
 51-500名
代表取締役社長/小林 秀守様
六甲電子株式会社は、兵庫県西宮市に拠点を置き、メーカーが取り扱う半導体の製造過程において重要なウエハなどの特殊加工を行う企業。昭和58年に創業し、国際的な基準を満たす品質の製品で日本全国のみならず海外メーカーとも取引を行うなど、積極的な活動を続けている。

ビズリーチ導入の背景と効果

ビズリーチを選んだ理由
・キーワード検索ができ、求職者の職務経歴書を一つ一つ確認しながら適切な人材を選定しアプローチできる
・豊富なデータベースがあり、探している人材に近いスキル領域の人材までカバーできる
導入前の課題
・社長自ら求人を作成するほか、これまで積極的に15社の人材紹介会社を利用していたが、うまくマッチングしない状態が続いていた
導入後の効果
・採用活動を通して入社した社員の半数ほどがビズリーチ経由での採用
・他業界で経験を積んだ技術者の入社により、開発スピードが上がるなど業務効率向上を実感

社長自ら採用の現場最前線へ 詳細な職務経歴書が決め手に

弊社は半導体製造における研削・研磨の加工を得意とする会社です。高い精密度を要するシリコンウエハの研削・研磨を一貫工程で高精度に仕上げ、さらに迅速な納品で業界内の信頼を得てきました。また、環境マネジメントシステム「ISO 14001:2015」認証と品質マネジメントシステム「ISO 9001:2015」認証を取得し、国際的な基準を満たす品質を誇っています。

「企業は人なり」といった言葉にもあるように、会社にとって人材はとても大切だと思っています。そのため採用には強い思いを持って取り組んでおり、これまでの採用活動では、社長の私自らが求人を作成、募集をし、応募があれば書類選考から関わってきました。採用のパートナーとなる人材紹介会社を選ぶ際は、徹底したリサーチを行って信頼できる会社とお付き合いをしています。企業として15社の人材紹介会社を利用した経験のほか、私自身が求職者としてサービスを利用し、実際に求職者へどのような対応をしているのかを体験して、お付き合いするかどうかを判断することもありました。

ビズリーチを選んだ大きな決め手は、求職者の詳細な職務経歴書とその情報にアクセスしやすいキーワード検索機能です。弊社が抱えていた採用課題は一言で言うと人材のミスマッチでした。これまでの採用活動では、人材紹介会社に私の思いや求める人物像など、採用に必要な情報を事細かにお伝えしてきましたが、なかなかうまくいきませんでした。その点、ビズリーチではキーワード検索機能と求職者の詳細な職務経歴書を参考にして求める人材を探し、直接アプローチできるため、導入を決定しました。

スカウトを社長自ら作成。面談ではスカウトの背景を丁寧に説明

部門ごとに差があり正確な数字ではないですが、採用活動を通して入社した社員の半数ほどがビズリーチ経由です。なぜこんなに多くの採用に繋がったのか。背景にはさまざまな工夫があります。

先ほども話した通り、採用活動には本気で取り組んできました。ビズリーチで求職者に送るスカウトのメッセージは私自身が考えて作成し、送っています。ビジネス系のメディアや雑誌に目を通し、特集から時事ネタや引きつける文章などを勉強し、スカウトに生かしてきました。

スカウトのメッセージを送るタイミングにも狙いがあります。具体的な作戦はここでは秘密とさせていただきますが、さまざまな工夫が奏功し、メッセージの開封率は高く、また返信率も高い水準を維持することができています。

マッチングに関しても、十数年の採用活動の経験から工夫を重ねてきました。弊社ではWEB面談を行うのですが、そこでなぜあなたを選んでスカウトを送ったのかという話や、募集の背景などについて、丁寧に伝えるようにしています。一次選考での質問事項についてはすべて私が考えていますし、採用関連の専門書を読み込み作成した自社独自のペーパーテストも用意しています。そうしたことが実を結び、現在の結果につながっているのだと思います。

ニッチな領域の技術者をどう採用する?圧倒的なデータベースを活用した採用術

ビズリーチを導入して良かったのは、見つけにくい技術者へ直接アプローチし、経験や技術を確認するとともに弊社の思いや考え方も伝えたうえで採用に至り、「求める人材」とマッチングできたことです。弊社はニッチな領域の技術者を必要としています。半導体製造と一言で言ってもその領域はとても広く、われわれが得意とする領域の会社は全国でも数えるほどしかありません。そのため、求める人材の母数が少なく、同じ技術を持っている経験者の採用可能性はないに等しいのです。

ではどうするか。「この分野の技術者であれば、持っているスキルを応用して弊社にフィットするのではないか」と仮説を立てて狙っていきます。たとえば分析ができる人材。分析スキルのある人は業界問わず多くいらっしゃるので、キーワード検索を使って狙ってスカウトを送りました。

これができたのは、ビズリーチには豊富なデータベースがあるからです。これまでの採用活動では、技術系の人材とはほとんど出会えませんでした。ビズリーチでは、たとえ弊社で求める技術と全く同じ技術を持っていなくとも、他業界で磨いたスキルを応用して活躍できる技術者を探せました。それがとても良かったです。

現在は上述の方法で採用した技術者が活躍、特に開発で力を発揮してくれています。他の業界で経験を積んだ人なので、弊社に無いアイデアを持っていて、業務をどんどん改善してくれたことにより、開発スピードが上がっていきました。

おかげで今では部門の日常業務が整い、人材不足も落ち着いてきたため、求める人材を適時採用していくフェーズに進んでいます。冒頭でも話した通り「企業は人」だと思っているので、引き続き良い採用ができたら嬉しいですね。

※所属・役職等は制作時点のものとなります。

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