ビズリーチ・ダイレクト導入2カ月で3名の採用に成功。心強い仲間と事業拡大を
(右)事業基盤部長 兼 内部監査室長/西辻 裕二 様
株式会社シニアスタイル
メディカル母集団形成
51-500名
(右)事業基盤部長 兼 内部監査室長/西辻 裕二 様
ビズリーチ導入の背景と効果
- ビズリーチを選んだ理由
- 事業拡大にともない幹部層の採用が必要となったため
- 導入前の課題
- ・高齢者施設の数を増やすなどの事業拡大を行うにあたり、施設長候補や管理部門の統括を行える人材が不足していた
- 導入後の効果
- ・ビズリーチ・ダイレクト導入から2カ月で、幹部層を中心に3名の採用に成功
事業拡大を迎えるにあたり、幹部層採用のためにビズリーチ・ダイレクトを導入
当社は、事業拡大を迎えるタイミングでビズリーチ・ダイレクトを導入することに決めました。今保有している施設は、住宅型有料老人ホーム「シニアスタイル尼崎」とサービス付き高齢者向け住宅「シニアスタイル武庫之荘」の2つです。しかし、高齢者や後期高齢者の人口が多くなる2025年~2027年ごろまでに基盤を築き、市場における認知度やブランドを確立させたいという思いもあり、西宮市や神戸市にも新施設を建設することが決まりました。そこで、事業拡大にあわせて施設運営を担える施設長候補、管理部門の統括者など、幹部層の採用が必要となったのです。
これまで幹部層の採用活動を実施したことはなかったため、どのような手法で行うべきかと思っていたとき、親会社である信和建設株式会社からビズリーチ・ダイレクトの紹介を受けました。以前に求人媒体を利用した際、応募していただく方は介護業界未経験者が多く、未経験ながら意欲がある方を採用し、育成していました。そのため、採用市場で介護業界経験者を見つけるのは難しい印象があり、正直に言うとビズリーチ・ダイレクトのデータベースにも業界経験者がいるイメージはありませんでした。しかし、実際にデータベースを見てみると予想以上に業界経験者が多く、「彼らにアプローチしていけば幹部層の採用ができるはず」と確信しました。そして、2019年4月にビズリーチ・ダイレクトを導入したのです。
スカウト文面は、業界事情を知るターゲットに響く、今後の展望を語るものに
幹部層には、介護領域での経験が豊かなことと、在宅・訪問・施設事業のいずれかで長く経験を積み知見がある、もしくはすべての事業を経験していることなどを求めていました。そのため、ビズリーチ・ダイレクトで候補者を検索するときには「介護」のキーワードを入れたり、当社は兵庫県を中心に事業を行っているため地域名を入れたりして、候補者を絞り込んでいきました。他にも、介護事業を行っている企業名での検索も行いました。介護業界は成長している企業も多い一方で、転換期を迎えている企業も多くあります。だからこそ、候補者の方の職務経歴書を見ながら「今このタイミングで、この企業から転職を考えているということは、◯◯か▲▲といった理由だろうか」といった予想をしながら、候補者の方にアプローチができました。
スカウト文面はビズリーチの担当者に案を作ってもらい、その案をベースにこちらで追記しました。ビズリーチに登録している方のなかには、今勤めている企業の組織体制や今後の方向性に疑問を持って転職を検討している方もいるはずです。新しく施設がオープンするなど、当社の事業がまだまだ拡大のさなかにあることは候補者の方に響くと思ったため、今後の展望を多く語る内容にしました。実際、返信率も高く、多くの方と面接を行うことができました。
ビズリーチ・ダイレクトは、候補者の方へ直接アプローチできる点が魅力的でした。また、PCだけでなくスマートフォンからも管理画面にログインして返信を行えるため、日程調整などのやりとりが速く進んだように思います。このようなシステムを利用するのは初めてでしたが、候補者検索のアドバイスやスカウト文案作成など、ビズリーチの担当者がサポートしてくれたおかげで、困ることもなくスムーズに採用活動を行えました。
候補者の人柄が垣間見える施設見学を選考のなかで実施し、3名の採用に成功
ビズリーチ・ダイレクトを通じて、事業基盤部長、施設長候補、営業の3名を採用できました。面接でお話をするなかで、「ぜひ一緒に働いてほしい」と強く思った3名が全員入社してくれたことはうれしかったです。選考フローのなかでは、当社の施設を案内しながら一緒に回り、利用者の方や職員とどのように接するかも見ていました。その様子を見ていると、現場目線に立てる人であるか、高齢者と接することが好きであるかなどがよくわかるからです。
私自身も介護の仕事を長くやってきて思うのは、「介護は意欲や頑張りが必要」という議論になりがちだけれど、本当に必要なのは介護・看護・機能訓練などのプロが連携し、おのおのの専門性を生かしつつチームで力を発揮できる環境づくりだと思います。だからこそ、当社で働く社員には、元気で明るく、周りと協力しながら仕事を進めていくことを求めています。そのため、採用の際に人柄はじっくり見ていますね。
組織の規模が拡大するにつれ、部門ができて分業化が進み、代表である私が採用にかかわる機会は少なくなっていくことでしょう。けれど、魅力的な候補者の方に「シニアスタイルはいい会社だな」と思ってもらうためには、ファーストインプレッションが重要です。そういった意味で、今回私が自らスカウトを送り、面接で直接思いを伝え、当社がこれから迎える「第二創業期」の軸となる社員を採用できたことはよかったと思います。
【入社者の声】選考後のスピーディーな通過連絡に感じた熱意。組織を支える「大きな」歯車になるべく新天地へ
2019年6月入社 事業基盤部長 兼 内部監査室長/西辻 裕二 様
2019年6月にシニアスタイルに入社し、事業基盤部長兼内部監査室長を務めています。介護事業所の収入の半分強は、行政から受け取る介護報酬です。介護報酬には加算となる要件があり、体制を整えて適切に事業運営を行う必要があるので、そのような介護保険の運用・管理を担っています。他に、各種届けの行政への提出、各拠点で使用している記録用紙の統一など書類整備も行っており、今後は内部監査も担当します。
大学卒業後から25年間、ずっと介護業界で働いています。最初は現場に配属され、訪問入浴や訪問介護などの在宅事業に従事し、ケアマネージャーの資格を取得。エリア長として収益の管理や計画の策定など経営にかかわる業務も経験しました。その後、内部監査室に異動し、全国に300以上ある拠点の内部監査を4人で手分けして行いました。内部監査の仕事は大変ですがやりがいも大きく、今後もキャリアを積んでいきたいと思っていた直後に会社の事情で現場への異動が決まったため、退職して別の企業で内部監査の業務に就くことにしたのです。
転職にあたって利用したビズリーチで、介護業界の仕事に出会えるイメージはなく、「業界が変わってもいいから、内部監査の経験を生かせる企業を探そう」という気持ちで登録しました。そんななか、介護事業を行っているシニアスタイルからスカウトが送られてきたので驚きました。日程調整もスムーズに進み、面接前からご縁を感じていました。また、選考を担当した代表の廣瀬は、物腰が柔らかく、施設で働くスタッフや利用者の方とも距離が近かったため、とても良い印象を抱きました。これまで私は大きな組織にいて、代表の近くで働いたり、直接コミュニケーションをとったりする機会がほとんどなかったので、代表自ら選考を行われていることに驚きもあったのです。忘れられないのは、2次面接終了後、最寄り駅へ向かう途中に2次面接通過の連絡をもらったことです。そのスピード感に驚き、何よりも私を必要としてくれている気持ちが伝わってきて、とてもうれしかったです。いくつかの企業からオファーをいただき、規模がより大きい企業もありましたが、「これまでの経験も生かしながら、『大きな』歯車になって組織を支えたい」という思いが強く、シニアスタイルへの入社を決めました。
介護業界を取り巻く状況は目まぐるしく変化しており、変化に対応しながら事業成長をしていかなければなりません。当然、しくみやフローを変えていかねばならない場面もありますが、長く働いてこれまでシニアスタイルの基盤を作ってくれた社員の意見も大事にしつつ、全社の理解を得ながら、組織として必要な変化を起こしていきたいと思います。