コロナ禍をきっかけに「攻めの採用」へチャレンジ。熊本の馬肉専門店が即戦力人材の採用に成功した裏側とは

コロナ禍をきっかけに、新たなチャレンジをしていく必要を感じていた

弊社は、熊本郷土食「馬刺しと馬肉料理」を取り扱う専門店です。長く続く老舗として、熊本では広く知っていただいている馬肉専門店かなと思います。

これまでの採用活動は、繁忙期などの人員が必要なタイミングごとに採用を強化するというスタンスでした。採用手法は、熊本で認知度の高い新聞やパンフレットなどの紙面広告を利用することがほとんどでした。これまではそのやり方で十分間に合っていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により社会情勢も変わり、特に飲食店はさまざまな側面において新しいチャレンジが必要でした。ここ数カ月で落ち着いてきましたが、コロナ禍の影響でスタッフが離れてしまっていたため、採用にスピード感が求められたこと、若い層の採用にも力を入れていこうという方針を立てたこともあり、採用でも新たなチャレンジを考えていました。そこでビズリーチの導入を検討しました。ビズリーチはなんとなく広告を見かけたことがあるくらいで、実は詳しくは知りませんでしたが、これまでの「待ちの採用」ではなく、「攻めの採用」ができることを知り、導入を決意しました。

それまで紙面広告の利用が多かったこともあり、社内にWebサービスの利用への理解がまだまだ浸透していなかったので、不安な部分も多かったです。しかし、コストをかけて利用するからには、どうしたら成果が出るのかを、ビズリーチの担当者と話し合いながら施策を考え、Webサービスにも少しずつ慣れていきました。どうしたら弊社に興味を持ってもらえるかと考えながらスカウトの文章を作成して実際に利用し始めると、思ったよりも返信率が高く、目に見えて効果が出たことは嬉しかったです。利用後、数カ月で2名の採用に成功しました。

スカウトや面談を工夫し、4カ月で2名の即戦力人材の採用に成功

成果としては、2名の即戦力人材を採用できました。2名とも飲食店経験者で、1名は店舗マネージャーとして、もう1名は本部での採用でした。2名とも40代の即戦力人材として活躍してくれています。

ビズリーチで成果を出すために意識したことは、ポジティブなイメージを発信し続けたことです。熊本での馬肉メーカーとしての認知度はあったので、その信頼性を生かしたブランディング戦略を行いました。スカウトでも、そのブランドを全面的にPRするような意識をしています。また、面談においては、堅苦しい印象を持たれないよう、メッセージで「まずは気軽にお話しできたら」と伝えてカジュアルな面談を目指しました。当日も、面接をするというより「面談に来ていただいてありがとうございます」という意識を持っています。そのような雰囲気の面談で、これまでやってきたことなどを聞きながら弊社とマッチするのか、というすり合わせを行いましたね。同じ飲食業界での候補者の経験や、はじめて聞く同業界内の話から新たな発見を得られたことも、良かったと思えた副次的な部分です。

これらの成果を出せたのも、ビズリーチ担当者のサポートがあったからだと思います。分からない時にメールや電話をするとすぐに対応してくれて、対応スピードに驚きました。本当に手厚くサポートしてもらえて、素晴らしいと思います。いろいろな媒体を現在も並行して利用していますが、今のところビズリーチが一番候補者の反応が良いので、今後も利用していきたいと思います。

熊本県外の方へもアプローチすることで、可能性が広がった

弊社の働き方は、在宅でのリモートワークは難しく、どうしても現場で働いてもらうことになるので、それがネックとなり選考途中で辞退されたこともありました。しかし、熊本だけではなく福岡などの県外のエリア在住の方々にもアプローチをしたところ、断られたこともありましたが、福岡から移住してくれた人もいて、今回のビズリーチ利用をきっかけに九州の他県にもアプローチでき、今後の可能性の幅が広がりました。どうしても福岡や東京などの大都市と比べると、熊本を勤務地の候補とする登録者は少ないかもしれませんが、それでも成果が出たということが、私たちがビズリーチをお勧めしたい、使い続けたい理由の全てです。熊本の他の企業さんにももっと使ってもらえたらと思いますね。弊社のように、即戦力人材で今後の経営などに携わる人材を求める企業さんがいた際はお勧めしたいです。

これまでの「待ちの採用」と比べると工数がかかることに最初は驚きました。しかし、数カ月で徐々に効率化できましたし、応募者とのやりとりもスピード感をもって対応できるようになりました。ビズリーチの担当者と一緒に、どんな人材を求めているのかを深く考えていくなかで、どんどんそれを言語化できたのも良かったです。また、面談の数が増えていくにつれて、弊社と合う人材かどうかを見極める感度が高くなっていったように感じます。採用成果だけではなく、弊社の採用担当のスキルが上がったことも、ビズリーチを利用して得られた成果の一つだと考えています。

※所属・役職等は制作時点のものとなります。