新規事業を導いてくれる人材の採用に成功
「会社の可能性を広げ、未来をつくる」採用の意義
株式会社YSdiagram
ビズリーチ導入の背景と効果
- ビズリーチを選んだ理由
- ・「受け身の採用活動」の脱却を目指し、別の採用手法を探していたため
- 導入前の課題
- ・電気工事事業を拡大すべく、第一種電気工事士の採用を目指してハローワークなどで採用活動を行っていたが応募が無かった
- 導入後の効果
- ・新たな事業展開をリードしてくれる、第一種電気工事士資格を持つメンバーの採用に成功
・採用を機に事業・組織を拡大予定であり、既存メンバーのモチベーション向上にも好影響を与えている
ビズリーチ導入が、「どんな人材を求めているのか」を改めて深く整理するきっかけに

当社は設立 20 年目を迎えた会社で、もともとは通信建設業に付帯するサービス業として、CAD を用いた通信図面の作成や電柱の建柱や抜柱時の地面の強度計算を行う設計の仕事からスタートしました。その後、地域とのつながりをきっかけに10年前から保育事業を開始し、保育園の運営も8年目を迎えています。
しかし、保育事業には少子化の課題があり、通信建設業も元請け企業様の方向性しだいで仕事が増減するという課題を抱えていました。そこで3年前、新たにセキュリティ基盤装置を設置する電気工事事業を立ち上げました。ただ、この事業も「元請け企業様あっての私たち」という構図に変わりはありません。そのため「電気工事の拡大こそが会社の未来をつくる」と捉え、この分野で新たな事業を展開し、売上を倍増させたいと考えるようになりました。
具体的には、エアコン設置に関連する電気工事や工場などの電気工事といった、「第一種電気工事士」が担当できる領域への進出を目指していました。これまでの当社は、第二種電気工事士が担う弱電工事がメインだったため、エアコン設置の依頼などをいただいてもお断りせざるを得なかったからです。
そこで、第一種電気工事士の資格を持つ方を採用すべくハローワークに募集を出してみたものの、応募はありませんでした。「このまま受け身でいてはいけないのはわかっているけれど、どこも人手不足で採用が難しい電気工事分野の方をどうすれば採用できるのだろう」と悩んでいたとき、ビズリーチからサービスの案内を受け、「やらずに後悔するより、まずは本気で動こう」と導入を決めました。実際にビズリーチを導入してみると、これまでには無い新鮮なワクワク感がありました。導入初日から、ビズリーチのデータベースで「こんな人はいないだろうか」と条件を入力して検索することが楽しかったことを覚えています。
採用活動は、代表取締役の私、財務部長、そして現場のトップである電気工事部長の3人で取り組みましたが、この3人で進めたプロセス自体が会社にとって大きな価値だったと感じています。私の希望だけでなく、財務部長の目線、そして現場で一緒に働く電気工事部長の目線を取り入れたことで、「自分たちはどんな人材を求めているのか」を改めて深く整理するきっかけになったからです。
たとえば、「既存のメンバーとの年齢バランスを考慮すべき」「リーダーシップは必要だけど、強すぎて他のメンバーとぶつかってはいけない」といったリアルな観点は、現場で一緒に働く電気工事部長だからこそ出せる意見でした。以前は漠然と「良い人がいないかな」と思いながら採用活動に臨んでいましたが、必要な経験や価値観、会社との相性まで細かく整理したうえで、要件に当てはまる方にお声掛けすべきだという考え方も、ビズリーチとの出会いで得られたものです。
「自分たちも選んでいただく立場」であることを意識して面談・面接に向き合った

採用は、単なる人員補充ではなく「会社の未来を一緒につくる仲間との出会い」です。だからこそ、面談や面接ではできるだけ自然体でお話しし、お互いに理解を深めることを意識しました。
特に難しかったのが、面談や面接での問いかけ方です。私、財務部長、電気工事部長の3人で臨んだのですが、ふとした瞬間に「当社も選んでいただく立場である」という視点を忘れ、「上から目線」とも捉えられかねない聞き方になってしまいそうになるからです。こうした無意識のクセを取り払うため社内で何度もロールプレイングを行い、違和感のある表現があれば「その聞き方はよくないと思う」とお互いに指摘し合い、注意点をノートに書き留めて本番に臨みました。また、候補者の方から返信があった際には、すぐに3人で「どう返信すべきか」を相談し、迅速かつ丁寧に対応することも心掛けました。
こうした採用活動を経て、縁あって入社してくれたのがAさんです。第一種電気工事士の資格を持っており、前職では年上のメンバーを複数名率いてきた実績のある人です。知識が深く物静かな人ですが、面談で当社が今後挑戦していきたいことや「その分野をAさんに引っ張っていってほしい」とのメッセージを伝えたところ、「必ず力になれると思います」と力強く答えてもらいました。入社後にギャップを感じることが無いよう、当社の現状や課題も率直に共有し、2回目の面談後には電気工事部門のメンバー全員と顔を合わせる機会も設けて、働く環境の雰囲気を事前に知ってもらうことも心掛けました。
入社にあたっては、既存メンバーとのバランスもあり、一時的に前職より年収が下がる形での転職となることが分かっていました。そのため面接では、入社2年目までの給与シミュレーションを作成して渡し、「成果を出せばこのように上がっていく」という見通しをしっかりと示しました。
あわせて、育休などの福利厚生面についても詳しく話し、安心して入社してもらえるよう誠意を尽くしました。後から聞いた話ですが、Aさんのパートナーは「保育園を運営している会社なら、きっと働きやすい環境だよ」と背中を押してくださったそうで、私たちが地域貢献のために続けてきた多様な事業が巡り巡ってこのような形で信頼につながったことをうれしく思います。
採用が会社の未来をつくる。だからこそ惜しまず投資し、本気で採用に向き合う

Aさんが入社してくれたことで、これまでなかなか挑戦できなかった案件にも自信を持ってチャレンジできるようになりました。社内には「この分野を本格的に伸ばしていける」という前向きな空気が生まれていますし、周りのメンバーもAさんに刺激されて以前より積極的に発言するようになるなど、組織全体に良い影響が広がっていると感じます。Aさんの採用を機に大型の電気工事も受注できそうな見込みが立っているので、事業拡大に向けて電気工事部門のメンバーをさらに増やしていきたいです。
採用といえば「各事業を担える方を迎え入れる」「入社した方を自分たちが教育する」というイメージでしたが、「新たなメンバーを迎えることが、新たな事業への挑戦や会社を新たなフェーズにつながる」と思えるようになり、未来を描くことができました。採用は会社の未来に直結するものなのだと、改めて強く実感したものです。当社には無かった経験値やスキルを持つ人を迎えられて大満足していますし、「どんな方と働きたいか」「会社の未来をどうしていきたいか」を見つめ直す貴重な時間にもなったので、ビズリーチを導入して良かったと心から思います。
今の時代、人手不足や採用難に悩んでいない企業は無いと思います。当社のお客様とお話しするなかでも、毎回のようにそんな話題があがります。ただ、一つ確実に言えるのは「待っていても、求める人は採用できない」ということです。採用活動のために今お金をかけることを渋ってしまうのは、結果的に会社の未来という一番大切なものを失うことにつながってしまうのではないかと思うのです。
会社の大事な資金を使ってビズリーチに投資することで、自ずと皆が本気で採用に取り組むようになりますし、せっかく掴んだ候補者の方とのご縁を失わないよう、必死に動くようになります。だからこそ当社では、「これだけのお金をかけて、今こうした採用活動に取り組んでいるんだよ」ということを社内でオープンにして、全社の協力を得ながら採用活動に臨みました。
また、地方企業にとって、ビズリーチでの採用には大きなチャンスが眠っていると感じます。今回の採用活動を通じて、東京などの大都市で猛烈に働いてスキルを身に付けた後、お子さんや親御さんの今後に目を向けて「地方に戻って自分のスキルを役立てたい」と考えるようになった、Uターン希望の30~40代の方に複数名出会ったからです。やりがいのある仕事内容や働きやすい環境をしっかりと打ち出し、受け身ではなく能動的に採用に挑めば、地方企業であっても自社が求める方を採用することができると思います。